広報じょうほく No.251 1983(昭和58)年 12月
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草枯れで太陽と言ふはるかかな今瀬剛一葱抱え師に悪がなきこと伝ふ荒井頒雨湯通しの蜂干しあり大瀧屋加藤鉦好どの風の誘ひにも揺れ秋桜嬢田道男しんしんと霜夜の道の耳澄めり原勝男§r~可などにも使うと、生ぐささを消かんざましのす効果もあります。おためしく●簿#た・さ←酒は裏木戸のぽかっと開いて鯛の声袴塚末子レモンどう切るかそろそろ友が来る杉山幸子冬近し峠に太く「そば処」高橋芦江杉山の影を濃くして冬初め長須きみの山茶花に日当り幸子ハネムーン綿引栄子大根煮る子の言い分もよく聞いて寺山みさを月光の流れて独り白夜脱ぐ吉元つる代踏む落葉カバンいつもの軽さかな見持多美子。茶が咲いて吾子の歩みの確かなり瀬谷博子朝の陽に大根の白かがやけり小田木梅仲人の声の弾みて夜長かないそべきよ歩行初む子に菊空は揺れ通し飯村愛子薄紙に包まれて居り無垢の菊阿久津あい子かけ声に押されて歩く酉の市浅野菊枝小春日や池にはレースの陽を落とす大越典子ひょっこりと友現われて冬ぬくし飯嶋とみ我がゆくて前にうしろに冬の蝶鈴木静枝山茶花は散り急ぐ花水子仏鯉測寿美恵〈城北句会選〉家族みんな一で話し合いをしよう◎今月のテーマ物とお金をたいせつに。買いものの計画・正月に倣えた内外の整理・一年の反省常北町新生活運動推進協議会第三日曜日は家庭の日雲ことしの冬至は十二月二十一一日。厳密に言うと午後七時三十分です。この時刻に、・太陽は地球の最も南側を通ります。冬至の日、北半球では夜が一年のうちで一番長く、そのぷん昼が短くなります。東京を例にとると、昼の時間は、一年中で最も長い夏至に比べ四時間も短かく、約十一時間です。この冬至を境に、昼の時間がだんだん長くなります。これを毎日の日差しの変化に例えて「蘭(いIいぐさのこと)の節だけ長くなる」「たたみの目一つずつ延びる」などと言ったりします。太陽が再び〃元気〃になる「一陽来復の日」として、この日にお祝いをする風習が世界の各地にあります。クリスマスがこの時期なのも冬至に関係して一冬至いるといわれます岳日本では、冬至の日にカボチャやコンニャクを食べたりユズ湯に入ると、風邪をひかないとされている地方がたくさんあります。さて、毎年この時期になると、街頭で募金をする姿が目立ちます。十二月は「歳末たすけあい運動」の期間にあたっているからです。ことしの目標額は六十四億九千百九万一千円。みんなで力を合わせたいものです。歳末たすけあい運動は「やさしさを隣人に」という主旨で、共同募金事業の一つとして昭和二十六年に始められたものです。昨年は約七十三億円のお金が集められ、恵まれない人や災害に遭った人たちなどに配分されました。一.'ー.=、幸一垂と一=ー垂'一コ=一室や*一壷=雫謹丁重孝一一-805-11広報じようほく.成功させよう科学万博つくば’85
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