広報じょうほく　No.250　1983（昭和58）年　11月

4/12

万病の元という言葉があります。一般には「風邪は万病の元」とよく言うのですが、ほかにも「疲れは万病の元」『渡不足は万病の元」などというのもあります。だが最近、医学界においては「吐気は万病の元」ということがよく言われるようになりました。今回は、これらについてお話しします。永年、医者をやっていると本当に意義深い諺だと思います。風邪をこじらせて云々………とはよく聞く言葉です。風邪はビールスによる感染ですから、一回風邪をひけば、そのビールスに対しては原則として抗体すなわち、一種の防禦力ができるので、一生の間に二回は風邪をひきません。しかし、ビールスは地球上に何百種もいるので、一生の間には何べんも風邪をひくわけです。・風邪の症状は、気道の感染としてあらわれるわけですから、特に老人や子供、ふだんから心臓や肺などの循環器や呼吸器に異常のある人は注意を要するわけです。そして本来、ビールスに直接きく薬〈医学レポート〉r両万病の元とはは全世界に何三一ないわ吟ですから、風邪は自分本来の力で立ち直って治すはずのもの、ということになります。ですから、風邪をひくと、ふだん身体に問題もあるし、抵抗力のない人は、心臓や肺から消化器にまで負担がかかり、いもずる式に、万病のように、あちこち悪くなってゆくわけです。風邪とバカにせず、一つ一つ無理ぜず、その都度しっかり治していきましし圭宇『ノロ◎吐気は万繕のもと時代の変遷とともに病状のスタイルも変ってゆくわけですが、どうも吐気が、現代:非常に複雑に、かつ大事なものに考えられてきています。日本人の死亡原因第一位の癌の中のトップを占める胃癌、死亡原因第二位の高血圧による脳圧充進、第二の国民病といわれるHBビールスによる肝炎、豊かさの中の食べ過ぎによる胃腸炎、アルコール多飲による胃炎、肝障害、いつの間にかしのびよる緑内障(あおそこひ)等の眼科の病気、尿毒症などの泌尿器の病気。これらの場合、吐気はほぼ必発の症状の一つです。とにかく現代は、躯気つづきだったら、実は妊娠だった..…・…というケースは当然ですが、子供たちまでも「むかつくしという言葉をはやり言葉にしているほど、昭気を訴える人が、かなり増えていることは確かです。とにかく、眼気がしたら何処かの病気です。そして、その病名は何か、が問題なのです。皆さんも学校、職場、住民検診などで尿異常を言われた人もいるでしょうし、その場合も、病名は一体何なのか、し尿浄化槽は、汚水中の汚物をたべる微生物の働きを利用して、汚物を浄化するしくみです。使い方が良いか悪いかが、すぐに、その微生物に影響しますから、微生物がいつでも存分に活躍できるように、正しく設置・管理し、気持ちよく使うよう心がけてください。@し尿浄化槽の正しい使い方①浄化槽を設置するときは、事前し尿浄化槽雲定期的な維持管理と定期検査をが問題のわけですが〃実は躯気がした〃というのも、それと同等位に原因は複雑なのです。意外な大病がひそんでいるのかもしれません。正に岨気は万病の元なのです。叩気がしたら生活に気をつけ、休養をとり、特に飲食物に注意し、約一週間してもなおらなかったら、ためらわず、医者のところへ行ってください。(討一や郵銅挿院率訴嬬尤榊癖器)に届膳出か必要です。もよりの保健所へ届け出をしましょう。②定期的な維持管理と定期検査を受けましょう。維持管理、つまり保守点検と清掃は、浄化槽のいわば健康管理です。専門的な技術を必要としますので、県の名簿登載業者に委託しましょう。定期検査は、この維持管理が適正になされているかどうかをチェックするためのものです。厚一生大臣か指定した機関茨城県では、社団法人茨城県浄化楢センターが検査します。検査の通知があったら必ず検査を受けましょう。、し尿浄化槽の使用上の注意・水はきちんと流す。便器の掃除はぬるま湯で。塩酸等の劇薬や洗浄剤、洗剤は使わないや専用のトイレットペーパーを使う。。ばつ気型浄化槽の電源は絶対」に切らない。・浄化槽の上に物を置かない。消毒薬を切らさないよう注意・故障や異常の処壷は専門業者にまかせる・通気装置はふさがないように・清掃後は必ず元の水位まで水を入れてから使う@その他詳しい点については、水・戸保健所か役場保健衛生課へお問い合わせください。@電話水戸保健所○二九二’三一’一二二六役場保健衛生課三二一内線五○・五一慧宰恭一蟻*零一41広報じようほく常北町科学万博を成功させる会-786-

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です