広報じょうほく No.249 1983(昭和58)年 10月
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四月に、青少年相談員に任命され、その責任の重大さを痛感しております。毎日のようにテレビ、ラジオ等で、家庭内暴力や校内暴力等が報道され心を痛めている一人です。このような問題を考えますとき現在の社会風潮が、物事をすべて金で解決しようとしたり、青少年が自然に接して遊ぶことを、あまりにも「危険』という一言で事を片づけ、勉強にぱかり片よりすぎているような気がしてなりません。やはり子供たちは、冒険することにより、たくましく成長していくのではないでしょうか。そして家庭内暴力に思うr一訂一番大切なことは↑毎日が一おはよう」で始まり「おやすみなさい」で終る、この挨拶が親子のきずなを深めてゆくことになるのだと思います。また、子供たちには、どんな小さな仕事でも与えて、責任をもたせることが、「ありがとう」「ごくろうさま」という感謝の言葉に連なり、コミュニティーづくりに役立つとも考えます。幸福とは、人から与えられるものではなく、自らが苦労した結果手にするもので、それだけに喜びも大きいわけです。毎日が勉強に追われても、基本は、よく学び.よく遊べではないかと思う今日この頃です。后③雑布三○○枚小坂軍司よし子様環境美化のために役立ててくださいと、役場、公民館、青山小学娘から見た場合同性の親である母と異性の親である父とはかなり違うものです。娘からみて父親は、多くの場合、身近に接した最初の異性で、男とはどんなものかを父親を通して知ることが多いのです。成長するにつれて、お父さんが好きで、この父親のような男性と結婚したいと思うようになることもあれば、うちの父親のような人とだけは一緒に暮らしたくないという娘さんもでてきます。一人の女性がどんな男性像をもつようになるかについて、父親の与える影響は大きいのです。自分を好み、自分になついている年ごろの娘をもつ父親は幸せそうです。最後の恋人のような気がするといって、あちらこちら連れ歩いたり、一言二コしながら欲しがる物を買ってやつ校にそれぞれ一○○枚(一言寄贈されました。◎一五○、○○○円城北地方社会福祉協力会たぢ・‐叩}て,vま・す黙》〈と息子との間にはあまり見られない関係です。父と娘の間に限らず、年令の違う家族が親しく心の通い合う関係をもっているのは、お互いに幸福なことです。人間と人間の関係は鎖み重ねです。いい関係を基礎にして次のいい関係がつくられていくのです。父と娘との間にも同じことがいえます。娘がまだ幼いころ、家庭での父親が温かな人柄で、そとの社会の出来事をおもしろく話してくれたり、女の子であることを認めて愛してくれると、娘は父親に親しみと敬意をもち続けます。たまに厳しくしかられても、納得できる理由があれば好ましい関係に変わりません。これに対して「女はしょうが娘から見た父親輝一曝榔型詳教詫摩武俊-ないものだ」という式の偏見をもっていたり、横暴で不作法な態度を示していると、次第に嫌われるようになります。父親と母親の間がうまくいっていないとき、娘はほとんどの場合、母親の肩をもつようになります。母親と娘との関係は密接なので、母親はよく自分の夫のことを娘に話します。そして、その内容が肯定的であるか、否定的であるかにより、娘の父親観は影響されるのです。父親と母親の仲がよく、、母が父を愛し尊敬していれば、娘もまた父親に愛情と敬意をもつようになります。代表世話人木元敏夫様地域福祉事業の推進のために預託されたものです。門101‘常北町科学万博を成功させる会広報じようほく-778-
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