広報じょうほく No.248 1983(昭和58)年 9月
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八月・九月は年一番の食中毒の季節です。七月二十一日から八月二十日までは食品衛生の月間として、特に食品の衛生に対する注意を関係方面でも呼びかけています。しかし、実際には食品による中毒は九月に入ってからも多く、これは人心が秋の気配を感じ、油断がちになるのに、実際には気温は依然として高めであるのが原因です。さて、食べ物に当たる………といってもいくつか種類があるので述べてみましょう。○食品自体に毒があるもの始めから毒があるとわかっていて口にすぉ人はいませんから、一見、無毒そうに見えているものが問題です。昔から茸の一部などでは有名でしたが、最近は、食卓魚の多様化で、アブラムシなどの有毒魚、茨城県沿岸のコダマ貝、山に入るとアメリカヤマゴポウ等が注目を集めていますので、それなりの用心をしましょう。○食品の潅加物に毒があるものここまで考えるときりがありませんが、要は住民の用心深い監視、関心が結局は行政の府を動かしてI医学レポートー『‐可食中毒にご注意■■辞み■一一一一》一■一一一一四面一一一畢醐一■有毒添加物が規制されてゆくものです。しかし現状は、国民の衛生思想レベルがまだまだ低いので、と見られていることは残念なことです。○本来の食中毒これは元々は安全な食品の処理のどこかに欠陥があった場合に起こります。一般には、ブドウ菌性(食後ほどなくの唯吐、腹痛、下痢、発熱など)、主にネズミの小便が原因のサルモネラ性(食後十時間以上たっての腰痛、腹痛、下痢、発熱など)、ボッリヌス性(保存食品が原因で死亡率が高く北海道、東北に多い)が知られています。しかし、最近では、烈しいショック症状を呈する腸炎ビブリオによるものや、潜伏期が数日もあるキャンビロバク夕によるもの等の中毒が増え、最初は食中毒とはっきりしないものが少なくありません。とにかく八食中毒を防ぐコツの三大原則は、清潔、迅速、加熱または冷却です。しかし、腸炎ビブリオ菌は、魚介類上などで、冷蔵塩蔵に無関係に増殖するし、キャ一『=ー=----….-ンピロも家雲畜くち;へ‐の糞なとから爆発的に、地下水中などに増えるので油断できません。食中毒を知ったら、一応、保健所に届け出が必要です。本県では年間大体、二十から三十件、四百から六百人の届け出がなされていますが、実際には、少なくともその数倍の食中毒がある●と考えられているので用心したいものです。〈蹄声認坤錆嫁率舘課寿蝿娠器〉◎一二一○四円那珂西三区光子供会長寺門隆行様同育成会長住谷晋様ひかり子供会の夏祭りが八月十四日に行われ、その時の綿アメや焼そば等の売上金を善意銀行に預託されたものです。善意のともしびF一可▲区民総出のなつまつりひかり子ども会で夏まつり夏休みたけなわ.のお盆前後には各地で夏まつりが行われています。特に那珂西三区ひかり子供会では、住民総参加に上る夏まつりが催され、今年で七年目を迎えました。去る八月14日には、区民の手でつくられた遊園地を会場に、約200人が参加し、盆踊り、寸劇、チビッ子カラオケ、大人のカラオケ、お芝居や舞踊等々、多彩なプログラムに加えて、綿アメ屋さんなどの夜店も出され、また、テントの中ではビールをくみ交しながら、子供たちの演技に拍手をおくるお年よりの姿も多くみられ、一家総出の夏まつりで-毎夜を楽してすごしました.◎五○、七六五円新町駅前通り商工会員一同チャリティーカラオケ大会の収益金を預託されました。⑥六、○○○円下青山カラオケ同好会代表所信夫様下青山集落センターにおいて行われたカラオケ大会の収益金を預託されたものです。F、常北町科学万博を成功させる会広報じようほく8-764-
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