広報じょうほく No.247 1983(昭和58)年 8月
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老・小一成人?子供の各世代か一堂に集り、地域社会との交流を深めるとともに、扶養意識の高揚をはかり、さらに健康増進を目的とした第七回老人を囲む三世代の集い輪投げ大会は、去る七月十日、石塚小学校体育館において開催されました。盛況に三世代の集‐当日の出場チ…ムは二十三チ…ム。日ごろの腕を元気一杯に競い合いました。またレクリエーションの部では各世代三人で一チームを編成、それぞれが助け合いながら〃大玉ころがし〃に興じ、時のたつのも忘れ、一日を楽しく有意義にすごし一日を楽しく有意義にすごしました。輪投げ大会の成績は次の通りです。◎団体の部第一位磯野老人クラブ第二位青木青寿会第三位石原・八本長寿会第四位上泉楽寿会第五位ん上町新楽会篭◎個人の部(敬称略)み第一位の大坪りつ子筆第二位入綿引庸婚第三位う美野輪文雄霊第四位表大畑仙之介▲第五位阿久津八千代じ◎一○○一○○○円上入野園部ミツ様亡夫太郎氏の葬儀の際の香典返えしの一部を預託されました。父親不在とか父権失墜とかじわれて、家庭の中での父親のあり方が論じられています。非難するような論調もあれば、同情して激励する立場の人もいます。父親の側から考えると、父親にとって非常に居心地のいい家庭もあれば、帰宅するのに気が重く、独身時代がなつかしく思い出されるような家庭もあります。居心地というのは主観的なものです。晩酌・テレビ・風呂がありさえすれば滴足という人もあるでしょう。何の世話もしてもらいたくないといって、食事も自分でつくり、他の家族とは無関係に暮らしている父親もいます。個人にとって居心地のい善意のともしび戸かということです。一あ(』、お父さんが帰ってきた」と、子供が歓声をあげて出迎えれば、父親は疲れも忘れてしまうでしょや『ノ◎人間の感情は相互的なものです。相手が自分に好意をもっていることがわかれば、こちらもその相手に好意をもちます。父し状態腫違うのでずしかし、居心地がいいと感じさせる基本的な条件はあると思います。それは自分が家族に受け入れられ、期待され、・大切にされていると思えるかどうかということです。妻や子供から頼りにされ、愛されているかどう父親にとって醗政活動推進本部大会スローガン居心地のいい家庭F一コ農地の流動化を図り《経営規模の拡大と、農地の有効利用をはかる》フノ.I親と家族の関係に(一じても同じことがいえます。自分はこの家族に愛され、あてにされていると思うことが居心地のよさの第一条件だと思います。父親が不在のとき、母親が父親のことをどう話すかによって、子供の父親に対する態度は大きく変化します。「あの人は駄目な人よ」というような否定的な評価をしていると、子供は父親に攻撃的になったり無視したりします。子供が母親の肩ばかりもって自分に反抗的になるのは父親にとっては悲しく、不愉快なことです。このような場合、なぜそうなったのかの原因はたいへん複雑ですが、これが家庭を崩壊へと導くひとつの要因であることは間違いないことなのです。〈東京都立大教授・心理掌詫摩武俊一。.;:藩.W広報じ欲うほぐ,吾-754-
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