広報じょうほく No.246 1983(昭和58)年 7月
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夏休みに、海や山へとび出す子どもたちの顔は、どれも生き生きと輝いて見えます。しかしその一方、子どもたちが非行に走りやすいのもこの季節。非行に走るか走らないかは、夏休みの家庭生活をどう過ごしたかによって、大きく変わってくるようです。今月は、欲望や誘惑に負けない強い子供にするために、親子で心がけたい夏休みの過ごし方を、五つのポイントに分けて考えてみることにします。待ちに待った夏休みはもう目の前です逗子供たちのはしゃぎ声が聞こえてくるようです。しかし、少年非行の多くは、この長い休みの間に芽生えることが多いのです。七月は「青少年を非行からまもる全国強調月間色です。親子で、夏休みの過ごし方について話し合ってみてはいかがでしょうか。夏休み非行防止五つのケジメ約束した時間を’-1特集・非行は夏に芽生えるI‐アー可守らせるI朝寝、夜ふかし、テレビを見る時間が長くなるなど、休みに入った安心感から、子供は時間のケジメを忘れがちになります。また、夏休みは、遊びに行っても帰宅が遅れがちです。門限を決めて、きちんと守らせるようにしましょう。学校を離れてのんびり過ごすのも夏休みならではの楽しみですが、前もって約束した時間には読書や家事の手伝いなど決められたことを行うようにしたいものです。夏休みになると、子供は外へ遊びに行く機会が増え、お金を使うことも多くなります。無駄遣いの習慣が身につかないように気をつけましょう。子供に、お金の合理的・計画的な使い方を身につけさせるためには、例えば、毎月決まった額の小遣いを与えるのも一つの方法です。一定の金額の中でやりくりできる基本的な習慣を養ってあげましょ高ノ。一■己)I夏休みは↑子供が時間や物事の計画性を菱欝画瞳l瀞一L--子供には、イヤなことや悪いことにハッキリ〃ノー〃と言える強さを持たせたいものです。悪いことを許し合ったり、いつでも行動を共にすることが本当の友だちづき合いではないことを子供に教えましょう。また、夏休みの解放感は、ややもすると、子供を夜遊び、盛り場、不良交友、外泊などへと駆り立てます。親は頭ごなしに怒鳴る前に、それがどうして悪いのか、子供といっしょになって考えてあげてください。う絶好の機会です。前もって、夏休み中の計画表を作らせ、それをきちんと実行させるようにしましょう。また、不得手な科目を徹底的に勉強するとか、趣味でも学習でも興味のあるものを、さらに研究するといった、夏休みならではの目標をもたせ、子供が最後までやり遂げるよう、応援してあげましょ島ノ。〉・叩・■〃090・口・・・・・ロ・・・・・0.00000言える持たせる。喫煙・飲酒・シンナー遊びなど、は、青少年の健康な心身を確実にむしばみます。子供には、日ごろから健康の大切さを話して聞かせ、スポーツなどに興味を持たせたいものです。また、自転車の二人乗りやクルマやバイクの無免許運転など、交通事故に結びつく行為が増えるのもこの季節です。事故に避ってからでは遅いことを、子供によく話して聞かせましょう。剛に健康のありがたさを園理解させるI鋸F-3一一手一■D国Ggq④。■凸廿一望#輝迫,h"i鐘,g既f色F歴T企‘4.津・軸ppJg-?》雲エが一一》釧昭広報じようぼく;41一.一一蕊蕊、岬『屍中畑《浄短密〈・恥蛤巳室FIE》△零少嘉-738-
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