広報じょうほく No.242 1983(昭和58)年 4月
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F可繕響蕊急霞謂4手円に行財政の見直しと合理化を今回無投票当選の栄に浴し、引き続き町政を担当することになりました。過去四年間、各種の事業等につきまして議会議員の皆様をはじめ、町民各位の格別なるご理解とご協力をいただき、概ね順調に進展してまいりました。ここに深甚なる謝意を表するものであります。本年は近年になく、内外共に厳しい年でありますので、全力をあげ誠実に町政を運営してまいりたいと存じます。さて、わが国の経済をとりまく環境は、世界経済の停滞に伴い一段と厳しさを増しております。景気の回復も緩慢であり、雇用情勢も厳しい状況にあります。他方、財政の再建を推進し、その対応力を回復することが緊急、かつ、重要課題となっているときであります。そのために地方におきまして昭和五十八年第一回定例町議会は、去る三月十八日午前十時をもって招集され、会期を八日間と定め、昭和五十八年度一般会計予算案など議案二十二件、選挙一件、請願三件、報告十件を慎重に審議し、三月二十五日午後四時五十一分閉会しました。審議された議案等の内容は次のとおりですが、議案審議に入る前に、町長の昭和五十八年度施政方針説明がありましたので、その中の町政運営の基本についてをご紹介します。町¥政運営の基本等社会経済状勢の変化に応:』て国と同様行財政の見直しを行い、合理化をはかり対応していかなくてはなりません。従いまして、歳入面におきましても見直しを行い、歳出においては経費の節減につとめ、限られた財源の中で、各種の事業について優先順位の選択を行い内容の充実に配慮してまいります。また、行財政の運営に当たりましては、職員定数においては、欠員不補充と行政機構の改善等により、合理化と見直しを行い、簡素効率化につとめ、新規の行政需要に対応して妻いりたいと考えております。昭和五十八年度の予算編成にあたりましては、前年より一段と厳しい財政事傭にありますので、国と同一基調により地方財政計画にのっとり、歳入面においては負担の適正化、受益者負担の適正化等による収入の確保を図るほか、町税及び地方交付税などにつきましても所要額を見込んだ次第であります。また、国庫支出金、県支出金並びに起債等につきましても、事業採択見透しの確実なものについて見込み計上をいたしました。歳出面におきましては、経費全般について節減合理化をはかるという抑制的基調の下で、限られた財源の重点的配分と経費支出の効率化に徹し、節度ある財政運営を行ってまいりたいと存じます。また、議会の決算特別委員会のご意見等についても十分検討し対応してまいりたいと考えております。以上のような基本的な考え方により、町民の期待に添うべく年間総合予算を編成し町政運営に当たってまいる考えであります。審鍾された識案等の内容は次のとおりです。繕北町特別職の職園で非常勤のものの報酬及び黄用弁償に関する条例の一部を改正非常勤職員について、中規模レクリエーション事業推進協議会委員を家族旅行村運営委員に改めたものです。常北町課設瞳条例の全部を改正役場組織機櫛の全面見直しを図ることにより、簡素にして効率ある行政運営の遂行及び新規の行政需要に対応しようとするものです。常北町使用料及び手数料条例の一部を改正昭和五十七年度事業として建設の池の内団地の家賃を二万二千円と定め、また五月一日オープンする予定の〃ふれあいの里〃ケビン、等の施設、備品類使用料を定めたものです。・常北町家族旅行村設亜及び管理に関する条例を制定常北家族旅行村「藤井川ダムふれあいの里」の設置及び管理に関する事項を定め、家族の健全な観光レクリエーション活動の場を確保しようとするものです。常北町家庭奉仕員派遺事業実施条例を制定老人福祉法に基づき、身体又は稲神上の障害があって日常生活を営む上で支障がある老人の家庭に、希望により老人家庭奉仕員を派遣する事業を実施するため制定するものです。溌北町簡易水道事業給水条例の一部を改正電気料金の値上げ等により給水原価が上昇しているため、受益者負担の原則により水道料金を値上げするものです。雨戸広報じようぼく2-694-

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