広報じょうほく No.242 1983(昭和58)年 4月
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@ものもらい空気中の化膿菌が直接飛び込んできたり、汚ない手で目をこすったためそこから菌がはいってでき、春季カタル結膜炎のなかで最も多いのは、春に起こるため、別名春季カタルと呼ばれるもので、十銭から二十歳くらいの特に男子に多くみられます。目やに、かゆみ、まぶしさなどがあって結膜が充血します。一種のアレルギー性結膜炎と考えられ秋から冬にかけてかるくなりますが、また春先になるとあらわれ、いったんかかると数年続くというやっかいなものです。治療法としては、副じん皮質ホルモンの点眼などがありますが、専門医の指示で気ながに治療する必要があります。一口鰹学一春の病は目から」といわれますかわが国の春先の気候は.空気が乾燥して強い風が吹くため砂ぼこりがひどく、これが目に入ることで、さまざまな目の病気を起こします。このなかで最も多いのは結膜炎とものもらいでしょう。今号では、こうした目の病気について考えてみましょう。。目には大敵・春のホコ室画===i、、一‐ラコ、.‐マ伝染性の慢性のはやり目で、目やにが出、目が赤くなって、結膜に目ポシといわれる大きな核ができ長くつづくと結膜に癒痕ができマツ毛が内反したり涙道がふさがます。子供では、比較的食べ物の好ききらいの多い子供がかかりやすく、おとなでも抵抗力の落ちているようなときがおかされます。手とかタオルなどを介してかんたんに伝染しますし、自己伝染といって一方の目にできるとそれが別の目に移り、なおったりできたりをくり返すこともあります。局部を冷やし、うみが出はじめたら、熱くない程度のガーゼをひたして患部をあたためると早く治ります。ひどいときは切開手術が必要なこともあります。■、、眼病を予防言局には外出から帰ったときに洗眼することが第一です。洗眼にはふつう一〜二%のホウサン水を用います。ホウサン水が濃すぎるとタダレが生じますから、かぶれやすい人は湯ざましか、一%の食塩水を使ったほうが安全です。、目ぐすりはむやみに使わないあらかじめ眼科の専門医に相談、症状に合ったものを指示してもらうことが必要です。封を切ってから一カ月以上たった目ぐすりは変質しているおそれがあるから使わないこと。また、点眼のさい、点眼びんの先が、マツ毛やマブタにつくと目薬の中にパイ菌がはいることがあり、不潔ですから取り扱いに注意します。、目に異物が入ったとき目に異物が入ることは気をつけていても突然なことであり、防ぎようがありません。この異物を取り出すときのもっとも注意すべき点は、結膜や角膜に侮をつけないということです。洗剤の原液、劇薬などが入った場合は、十分に水で洗浄し、眼科れたりしますsなおりにくい眼病として恐れられましたが、抗生物質がよくきくので最近ではあまりみられなくなりました。--=--医に診てもらうのが安心です《|また、強打した場合は、よく冷やし、安静にすることが大切です。とがったものが目に刺さった場火災などの災害時の通報や急患ことば結椛ですが、最近、この一の搬送を麺話で依頼する場合は、一九番に、まちがい電話や子供さ二九番をダイヤルすることはどんのいたずら電話が入ることが多なたもご存知でしょう。くなってきています。当町の場合、二九番は直接役このような間違い電話やいたず場に入ってきます。夜間はガードら電話をしないよう、みなさん方マンに直接つながります。のご協力をお願いします。緊急の場合二九番を利用する〈役場総務課〉四月に信各職場に社会人一年生が登場して、初めての給料を手にします。ところでサラリーマンの給料やボーナスは給与所得として、所得税がかかりますが、毎月の給料などの支払を受けるときに、給与所得控除(サラリーマンの必要経費的なもの)や配偶者控除、扶養控除、基礎控除などを織り込んで作られている「給与所得の源泉徴収税額表」によって求められた所得税額が、源泉徴収されることになっています。溌鐘の獄癒し▲サラリーマンと税金二九番利用は慎重に合は、もちろん応急処置後、一刻も早く眼科医の治療を受けることが先決です。(国保新聞より)し力し毎月の給料なと力ら源泉徴収された所得税の一年間の合計額と、一年間の給与総額に対する正規の税額(年税額)とは必ずしも一致しません。このため、その年最後の給与の支払を受けるときに、所得税の過不足額の糖算が行なわれます。これを年末調整といい、一般のサラリーマンはその年の納税が完了することになります。詳しくは、もよりの税務署、税務相談室、役場税務課へおたずねください。F雨Ir'13広報じようぼく-705-
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