広報じょうほく No.241 1983(昭和58)年 3月
4/14
自然は私た・一宇入間の生命の基盤であるという基本理念に基づき、近年、自然指向の風潮がますます高まってきています。なかでも、自然保護の意識の啓発、自然保護思想の普及には、漸次、力が注がれるようになってきました。茨城県においては、昭和四十七年に「環境保全茨城県民会議」を設立し、環境の破壊と公害を防止して、美しい郷土の保全と、住みよい生活環境をつくりあげるため、全県民の参加のもと、この目標達成のために努力してきたところです。県民会議は、この十年間、清掃の日クリーン作戦の展開をはじめとして、空き缶追放キャンペーン、水質浄化運動と粉石けん使用運動一町民憲章推進協議会が発足等を重点に実践活動を展開1-でまいりました。また、行政に対しても、環境保全に関する施策の提言を行い、適切な環境保全対策が講じられるよう訴えてきており、これらの実践活動を通して、環境保全が何よりも優先するのだという思想が、広く県民の間に定着しつつある事実は、一応の成果でもありましょう。環境保全茨城県民会議は、この運動を底辺にまで拡大して展開することを主眼として、県下各市町村に対して、種々の指導及び運動を行ってきたところです。さて、わが常北町においても、たとえば「みんなで行う社会教育の集い」及び各種の討議集会や会合の中で、自然の保護、環境の保今一環頃美代を:.一眼と。Ⅷ一ず灸完雫-0方策について論義が交され、行政や各秘団体等が、それぞれの立場で、空き缶追放キャンペーン、河川の美化連動、ノーポイ運動、花いっぱい運動、青少年の健全育成等、一つの住民運動として実践活動を展開してきたところであります。昭和五十七年一月二十八日には、これらの問題を集大成した、私たちの最終目標ともいうべき「常北町民憲章」が制定され、全町あげての運動へと発展してまいりました。この町民憲章は、郷土の自然や歴史・風土を愛しながらの美しい町の建設、教養深い文化の町づくり、健康を保持し勤労を通しての豊かな町の建設、秩序ある平和な町の建設、相互扶助の綱神に基づく住みよい町の建設といった、自然・教育文化・産業・道徳・福祉の各分野にわたって、その理想とする未来像を掲げており、併せて、町の花・木・烏も制定されています。昭和五十八年一月二十九日.には、議会をはじめ、町内の各種関係機関団体・事業所等の代表者を網羅しての実践母体である「町民憲章推進協議会」が設立され、協議会の中に実践活動のため、美しい町づくり部会、かおり高い町づくり部会、豊かな町づくり部会、明るし町(一く卸部会住みよ←町づくり部会の凡部会を置いて、各種の事業を分担遂行することになりました。また、この町壁憲章推進協議会は、前述の環境保全茨城県民会議にも加入手続きを完了し、県と町と全住民総参加のもとに、町民窓章に掲げられている「常北の未来像」に向って強力な事業を推進してゆくこととなったものです。今後、町民憲章推進協議会を中心に、この五部会が各種の事業を催し、それぞれの分野で、強力な運動が展開されてまいります。町民各位におかれましても、この主旨を充分理解され、絶大なるご協力をお願いいたします。▲有害ポスター・空かん撤去作業蒋扉…開鵠晶、~¥灘,舜畷3錨さ鞠弄癖一一一塞垂悪串一醒一器一団鍔一室目窪・一・・悪”空昭和五十八年四月二十二日に任期満了となる茨城県知事選準は、臨時特例法の施行に伴い、統一地方選挙により、四月十日に投票が行われることになりました。この選挙は、今後の県政のあり方を方向づける大切な選挙です。選挙広報や立会演説会(町外)また、テレビ・ラジオ等の政見放送もありますので、良く見たり聴いたりして、そろって投票に参加し、真の代表者を選びましょう。▼投票日四月十日▼投票時間午前七時から午後六時まで▼投票のできる方①昭和三十八年四月十一日までに出生の日本国民で、投票日当日、満二十歳以上のもの。②昭和五十七年十二月十四日以前より常北町に居住し、住民基本台帳に記録されている者。③今回の選挙では、昭和五十七年十二月十五日以降に、県内へ転出された方は、転出先の市町村で発行する証明書を持茨城県知事選挙‐一’7が皇詞恋報職額?謬織葵-682-
元のページ