広報じょうほく No.241 1983(昭和58)年 3月
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常北町石塚に工場をもつ三幸ビニールの関係者が、このほど常北中を訪れ「荷物を満載した私どもの工場のトラックが、田んぽに脱輪して立往生している折り、中学生猪君の協力で無事脱出できました。本当にありがとうございました。」と、常北中生徒にお礼に来ました。中学生の校内暴力が大きな社会問題となっている現在、「中学生の健全な一面が立証された」と、今町内の話題となっています。生徒たちの話しによると、去る二月二十三日の午後三時半ごろ、同社の中島さんがトラックを運転し、常北中に隣接する町営テニスコート沿いの農道に入り、Uターンしようとして路肩を崩し、車体の重みで田んぽの中に車輪が落ち立往生してしまい、これを目撃した常北中の、女生徒を含む二十数人がかけつけ、トラックの荷物おろし、車体の引き上げ、荷物の識み直し作業まで、約一時間半がかりで手伝い、学校に戻ったというものです。常北町は、小・中全校が、昭和五十六、五十七年度の二年間、文部省の道徳教育共同推進校の指定常北中に善行のお礼‐立往生のトラックを助けるを受吟、・昨秋、その完結発表が行われたばかりで、今後も引き続いて研究が続けられることになっており、「一連の教育実践の成果である」と評価され話題となっています。美しい環境をつくろう社会や家庭の環境をよりよくする家族みんなで話し合おう一吋日常の礼儀・作法●公共物をたいせつに.彼岸と墓参り●入学前のこどもの健康常北町新生活運動推進協議会第三日曜日は「家庭の日」r司一年間五年生か丹梢こめて飼育してきたニジマス三百尾を、二日間に分けて、が、親子でつり大会に参加したものです。自然号しか…}た特色ある傭操教育を続けている小松小学校では、このほど親子つり大会を催し、楽しい一日をすごしました。小松小学校は、全校あげて動植物の飼育活動を通しての、楽しく魅力ある学習を行っており、この親子釣り大会‐心大きなマスを釣り上げて喜ぶ児童たち今力らおよそ二・十年前、↑当時の町長一故佐藤節三氏は、当地方の広大な山林と草資源を活用し、この地帯に和牛の一大生産基地を造成しようと導入したのが、城北牛飼育のきっかけであった。その年には、城北共同放牧一部事務組合が、そして城北畜産農業協同組合連合会も設立され、、昭和四十年には、第一回の市場が開かれるに至った。現在、繁殖牝牛二五○○余頭、年間生産子牛一八○○余頭をかぞえ、県内屈指の和牛生産基地として発展を続けている。和牛のセじ市一▲熱気あふれる今年の初市|'’広報じようぼく-689-

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