広報じょうほく No.240 1983(昭和58)年 2月
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のバランスを保つなどの食生活の改善が必要です。また、適当な運動を日常生活の中に取り入れていくよう心がけましょう。動脈硬化になると、血管は弾力がなくなってモロくなります。原因は、血管の内壁にコレステロールや中性脂肪がくっつくことです。動脈硬化は、十代に始まり年をとるにつれて、硬化の範囲が広くなり、硬化の度合いも高まるといわれています。カロリーの摂りすぎや、タバコの吸いすぎ、酒の飲みすぎが拍車をかけることが分かP室画旧鰯薄魚‐識△ジョギングで健康管理に励むひとぴと万病のもととなるス・岸.レスがいっぱいの現代生活、『自分の体は自分で守ろう」というわけか、スポーツや健康食品のブームに合わせて、このところ家庭で手軽にでっています。暴飲暴食は慎みましし一ミノ◎日常生活での注意点循環器系の病気から身を守るには、日常生活でのちょっとした注意が役立ちます。たとえば、次のようなことに気をつけましょう。①精神の安定を保ち、急激な運動を避ける心配、怒りなどの精神的緊張は、血圧を高め、脳卒中や心臓発作の引き金となります.また、体力以上の運動は危険ですから、体力に合わせてマイペースで楽しんでください。②寒さから身を守る脳卒中や心臓病で倒れる人が、冬場に多いことからも分かるように、循環器系の病気にとって寒さは大敵です。戸外へ出るときは、温かい服装をし、寒い風に長時間手軽な健康管理器具r可きる健康管理器具が人気を呼んでいるようです。そこで、鍛近各家庭でも備えるようになった血圧計をとりあげてみました。吹かれなじようにしまし』筆》う醜また、夜間トイレに行くこともできれば避けたいものです。寒さを防ぐには、トイレにストーブを持ち込むなど工夫をしましょう。③便秘にならないようにするトイレで脳卒中を起こすケースが多いのは、寒さばかりでなく、排便に力んで血圧が急に高くなってしまうからです。野菜や果物など繊維質の食品を多く摂り、毎日決まった時間にトイレに行くなどして、日ごろから便通を整えることを心がけましよ』勺/◎④長湯は禁物おふろはぬるめにするとともに、あまり長い時間入らないようにします。温度は、夏が摂氏三十九度冬が四十一度ぐらいが目安です。冬場は一番ぷろを避け、浴室が暖まってから入浴するよう心がけましよ』フ。識…猷睡""..."…~・鐸…頚…z…馬露爾琴竪毎霧=毒蕊璽琴i…語隆学舎-謹言家庭用血圧計の上手な使い方まず、体の異常を知る上で、是非、一家に一台あったほうがよいのが血圧計。最近、家庭用の自動血圧計がだいぶ出まわっていますが、上手に使えば、それなりの意義荻あります。しかし、それを評価するのはへあくまで医師の仕事です。勝手な素人判断は厳につつしまなければなりません。測る場合の状態は私たちの血圧は、四六時中絶え間なく変動しているといわれていますが、必要なのは、最もリラックスしたときの血圧です。従って、一日中の中で、そういう時をよく選んで、最も気を許している人に測ってもらうことが大切かと思い程度なのに、日本人は四○から五○グラムも摂っています。ラーメ一《よ苛夕画測った数値は、その時の.体調とともに記録を血圧の変動自体は、誰でも測ってみれば分かることですが、さて測った時々の数値の意味するところとなると、これは医師にしかできないことです。測った数値は、その時の体調や生活の状態と一緒に記録しておき、医者にかかった時の診察の際に医師に報告し、相談することは良いことかと思います。また、医師の前でやって見せ、測り方に問題がないかどうか見てもらえば、尚一層よいというものです。亀二杯に一○クラム追入一てLることを考えれば、健康のためには想像もできぬような薄味で良いんだということがおわかりでしょう。戦後三十年だか、グアム島の洞窟で暮らした横井さんが、塩味のあるものは食べたことがない……と元気で帰国したことを考えてみ一てください。水戸協同病院皮膚科茨城大・自治医大講師。伸一函“牛貢二軍草野黙‘~:'、韓千ピシ響鍾さ.齢異謬職一-一.串9『広報I少ようほ薫-671-
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