広報じょうほく No.235 1982(昭和57)年 10月
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昼・夜を問わず、運転に慎重さが必要なことは言うまでもありませんが、特に、夜間は次のような特徴があるため、より一層の心配りが必要です。▽視界が極めて悪い。▽昼間とスピード感覚が異なり、スピードを出しやすい。▼飲酒運転、過労運転や居眠り運転が多くなりがちで、また、歩行者の中にも酔って歩く人が多くなる。夕暮れ時から夜間にかけての交夜間の交通事故は、昼間に比べて死亡につながるケ…久が非常に多く、高い危険性をはらんでいます。昭和五十六年中の昼夜別の交通事故件数を見ると、昼間四八・一%、夜間五一・九%とほぼ同じ割合ですが、これを致死率(交通事故一○○○件あたりの死亡事故件数)で見ると、昼間二・二に対して、夜間は三三・○と約三倍になっています。このことからも、夜間の場合、いったん交通事故が起こると、昼間に比べて死亡するケースがグンと増えることが分かります。これから夜の長くなる冬場に向かい、運転にはより一層の注意が必要です。そこで、夜間の交通事故を起こさないための注意点について考えてみましょう。夜間の交通事故防止昼間に比べ致死率は約三倍一夜間の安全運転五ケ条睡蛎排鶴溌綿よう薄幕の時間膳刻々とヤミに向かって時を刻むので、私たちが″まだ明るいから″と感じる以上に、実際には、暗い場合が多いのです。ライトは早めにつけましょう。なお、交通量の多い市街地はも通事故を防止するため.ドラ・如六Iの皆さんは、次のような点に十分注意してください。夜間は視界か悪くなりがソクミラーやサイドミラーも見えにくくなります。運転に必要な視覚吾(ん対向車や先行重かめ《場合には、相手を幻惑しないよう必ずライトは下向きに切り替えましよ』フ。掴スビ…吉・は昼間より控え目に夜間は視覚情報が少ない動作に反映させている一のてすsところが、夜間の場合、視覚による情報は、わずかにヘッドライトが照らす部分に頼らざるを得ません。このため、視覚の情報量が昼間に比べて格段と少なくなり、本人が意識していなくても運転動作や速度感覚を鈍化させるのです。このことが、死亡事故に直結するからの情報量が、昼間に比べて極端に少なくなり、速度感覚が鈍化し、その結果スピードを出し過ぎることになります。この点について、末永一男・久留米大学名誉教授(生理学)は次のように話しています。二般に安全運転には、前を走る車や対向車の流れ、先行者の動きなど、いわゆる前方の情報だけでなく、側面や後方からの憎報も大いに必要です。ドライバーは無意識のうちにもこれらの情報をキャッチして運転国民年金の保険料二期(七一八。九月)分は、もう納めましたか。まだ納めていない方は、早く納めましょう。保険料を納め忘れますと、万一事故があつ・たとき、障害年金や母子年金などが受けられないばかりか、将来、老齢年金さえ受けられないことがあります。もし、過去の保険料に納め忘れがあるときは、二年前までの分であれば、あなたの住所地を管轄する社会保険事務所に納めることができます。国民年金の保険料に納め忘れがあるかどうか、もう一度調べてみましょう。住所の変更届けはすみやかに国民年金を受けている人が、自分の住所を変更したときは、すぐに「住所・支払機関変更届」を提出してください。もし、住所変更届けが遅れます保険料の納付は忘れずに年金コーナー一広報じようほく.4-608-
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