広報じょうほく No.234 1982(昭和57)年 9月
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特集。体力と健康づくり輔萩縛霞灘え叡雲芸術の秋,食欲の秋、スポーツの秋の到来です。秋は気候もよく、実りの秋、収獲のよろこびにひたる季節でもあります。毎年秋には体力づくりを主旨とした各種のスポーツ行事や、健康づくりに関するいろいろな行事も行われます。秋を迎えるにあたり、改めて.体力づくり、健康づくりについて考えてみましょう。一体力づくりはまず歩くことからといわれています。左のグラフを見てください。ふだんから運動やスポiシをしている人と、していない人との体力差は、予想以上に大きいことがわかります。たとえば、四十から四十四歳の男子で「運動をしない人」の体力テストの合計点は、五十から五十四歳の「ほとんど毎日運動する人」の合計点にほぼ等しくなっています。また、四十から四十四歳の「ほとんど毎日運動する」男子は「運動をしなど三十から三十四歳をやや上廻っています。つまり、男子の場合、運動する人としない人とでは十歳程度の体力差がおるというわけです。一方、女子の場合も、両者の間に十から五歳ぐらいの差があります。運動・スポーツをするのと、しないのとでは、このような体力の差となって表れるのです。といって、悲観するほどのことはありません。逆に言えば、十歳程度の体力差は、運動することによって、つまり、本人の努力しだいで十分に取り戻せるということ運動する人。しない人加歳もの体力差‐でず要信自分の体の調子を知って、今日からでも運動を始め、継続することが先決ですが、体力測定評価と運動学の専門家である文部省主任教科書調査官の日丸哲也さんは、次のように話しています。「運動するといっても、ことさらスポーックラブに所属したり、トレーニング・ウエアーで構えたりすることを最初から考えてはいけません。日常生活の中で、毎日続けられる運動から始めることが、長続きさせるためには一番いいのです。それには、まず、歩くことのすばらしさ、楽しさを再発見してみましょう。あなたのペースで一日一万歩を目指したいですね」体力づくりは、叢ず歩くことから、というわけです。いままで運動をしていなかった人が、急に思い立ってジョギングを始めたりすると、体をこわすことがあります。また、長続きしないことが多いのです。それは、歩くという〃運動の基本〃をマスターしていないからだとへ日丸さんは話しています。「歩くことが習慣づいて、苦にならなくなったら、少しずつ歩行速度を上げていきます。たとえば、遠く離れて故郷を想うとき、創造しながら、まつりを一貴重な存在として脳裏に映る。今年のふるさとまつり幼いころの、かずかずの思い出ふるさとを愛する心を青は、温かく、懐かしく、そしてとに目的があり、意義が》わ癖化軸稚永雑誇錘錐麺神非癖昨睦埜詑鉦咋蝿弛函↑鋼》となって表われてくる。まつり“として成功をおまふるさとまつりは、私たちの評を博した。一伝統を守りつつ、新しい世代を味覚の秋の訪れですご健康《・一くり峰まず食生活から1.十月は「食生活改善普及運動月間」でもあります。わが家の食卓を見直してみましょう。さて、私たちの食生活は、以前に比べると豊かになり、栄養の取歩いて空疹人アードキドキするくらいの運動の強さを増していくと体力づくりに一段と効果が出てくるようになります。」こうして歩く運動を〃卒業〃しr、健↑康づくりば食卓の見直しからふるさとまつりり方も改善されてきていまず)厚生省が毎年発表する「国民栄養調査」を見ても、タンパク質やビタミン類の摂取量が徐々に増え、食品別のエネルギー(カロリー)摂取量では、穀類、なかでも米への依存度が年々減ってきています。てからジョギングなどに移っていくのがよいというわけです。あなたも歩くことの楽しさを再発見し、一万歩を目指しませんか。一“鰯溌蕗塘室露…醗鰹広報じようほ<2-592-

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