広報じょうほく No.234 1982(昭和57)年 9月
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腰痛は、不自然な姿勢、不用意な腰の運動、たとえば、中腰で重い物を持ち上げ、または、腰をひねることなどでたやすく起こります。ふだん腰の痛みを感じないのは、背骨と、それを支えている靭帯、椎間板、関節包や、おなかや背中の筋肉などでバランスが保たれ、待定の場所ばかりに大きな力がかからないようにできているからです。◎腰痛の原因不良な姿勢や、老人性変化などによって、このバランスがくずれると、ほんのわずかなことで傷つき、腰痛の原因となります。その中で多くみられるのは、中腰で重い物を持ち上げようとして、ぎくつとして発症する、いわゆる「ぎっくり腰」といわれる急性腰痛症、すなわち、腰椎椎間板ヘルニア等です。若い人も老人もかかります。また、いつとはなしに長時間、不自然な姿勢をとったり、老人性の変形性脊椎症といわれる腰痛もかなり見られます。老人性の変形性脊椎症は、動作逼鍔だより腰痛症①のはじめや、夕方疲労が重なってくると痛くなるのが特徴で式。老人ではこのほか、女性ホルモンなどの代謝の影響で骨がもろくなっているところへ、ちょっとした外傷、たとえば、尻もち、自動車のバウンド、ふろ場で腰をひねったことなどで、脊椎圧迫骨折を起こし、腰痛の原因となります。これを骨粗霧症といいます。そのほか、大きな外傷による脊椎骨折、結核性脊椎炎(カリエス)、脊椎が生まれつき、または後天的に奇形の変形があり構造的に弱いもの、筋あるいは筋膜によるものもあります。また、婦人の場合、子宮後屈なども腰痛の原因となります。◎医者のかかり方腰痛の専門はもちろん整形外科医ですが、急性の腰痛症のときは寝返りも困難なほどで医師を訪れることも容易ではありません。従って初期の治療は、自宅で近くの内科医の世話になることが多いようです。このような急性期にはいちばん楽な姿勢、すなわち側臥位で、えびのように背中を丸くして膝や股スホ・・“.ヅを通して親と子の交流を深めよう……。去る八月八日、県内でも珍らしい、‐第一回の中学生会親子スポーツ大会が盛況のうちに開催されました。これは、常北町中学生会育成連合会(会長・河亦博さん)が企画運営して開かれたもので、青空が広がる絶好のコンディションのもと、町内三会場に分かれて、約八○○名の親と子が汗を流しまし鍵③スポーツ③好評だった親子スポーツ大会蝿塞鐸箪鴛蕊蕊鑑たぃこの大会は、親と子の相互交流が主であり、女子はバレーボール、男子はソフトボールに参加し、それぞれ地区ごとに分かれた二十四チームが、勝敗は二の次の綱神で熱戦を展開しました。終日、親は子の、子は親のプレーに懸命に声援するシーンが展開され、親子断絶の不安を吹きとばしていました。鍔溌ミ蕊溌』譲盟鯉-謡号▲,青少年の健全育成と親子の対話を主に開催されたこの大会は、大きな成果を残して終了した。男子はソフト・女子はバレーボールに,終日,熱戦を展開し,いい汗を流した。広報じようぼく12-602-
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