広報じょうほく No.232 1982(昭和57)年 7月
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心臓をわずら(』て二年.近くた(』た。まだ、身体を使うことも、神経を使うこともできず、無理のきかない制約のついた療養生活である。痛みこそないが、窮屈な、そして退屈な、つらい生活である。老人クラブを通して、常に健康r幸福な老後は健康から人間は.身心共に健全であることが何よりの宝でし』・一う邑若Vうちは、その若さにものをいわせて、あまり健康などということには気を止めずに生活をしているようですが、実は、老後の健康維持のためには、青年期からの健康管理に左右されるものでもありましょう。今月は、お二人の方の「健康」の二文字に感じた点をご紹介していただきます。病気になって感じたこと‐蕊鍔第一であることを認識し、長寿を願って話し合ってきた私が、まことに恥かしい次第である。こうなった原因は無理をしたことであり、油断をしたことであると、今では間に合わないが後悔している。一昨年秋、老人クラブ関東ブロック指導者会議が、例年の通り箱根で開催された。地元でも忙しく疲れているところを参加したのに、大小の会議を私が主催する羽目になり、つい、無理をしてしまい、食堂へも行けないほどに疲れ、心臓の病を出してしまったのである。今日では、国民の健康保険制度がよく整備され、七十歳以上の医療費は無料化され、お医者さんに『詞はかかりやすくなり、各種の検診もよく行われて「無理をしてはだめだよ・・・…」と注意されているのに、私のような病人老人ができてしまうのである。どうも、年を忘れ、体の調子を忘れて無理をしてしまう。油断は恐ろしいものであ一《》○私ども老人の身体は、七十年、八十年と使って、くたびれていることを忘れてはいけない。病気になりやすく、直りにくくなっているのだ。医学は日に日に進んできたが『このお年では』と、むずかしい手術はお医者さんも蹄曙するのだ。それだけに、ちょっとの油断が命とりになるのだと、しみじみ思った。県老連では、毎年、県内を五つのブロックに分けて指導者研修会を行っている。先年、老人の長生きのコツをわかりやすくご指導をとお願いしたところ、岩上妙子先生は医者のご経験から一、転ぶな二、風邪ひくな三、食いすぎるなと、本当にわかりやすく教えてく・ださった。今、友だちの計報に接したとき、事備を聞いてみると、この三つに思い当たることが多いのに驚いている。上り端で転んで、階段から落ちて寝込んだのがもとで。…・・とか、酷擁蝿:甥.嘩昆韮罫宮シ繊認齢宏恥…輯織謹蝉昌潔寛謡監騨一常北町の数ある文化団体の壱『畠、特異な存在として、その研究活動が注目されている団体に、常北町郷土文化研究会(会長・宮田謙次さん・会員五十七名)がある。町内に、今もなお残り伝えられている古き文化の跡を訪ね、その真姿を解明し、その梢神にふれて、常北町郷土文化研究会③自らの内面生活を豊かにし、先人の偉業を忍んで今後の指針にしよ↑フ……。このような意図のもとに同好の士が相集い、組織化されたのが昭和三十七年十一月であった。以来二十年間、会員の調査研究の成果は、十一号をかぞえる研究十一号をかぞえる研究紀要「常北の文化Lの形で、常北町郷土文化史の一里塚として発刊され位置づけられてきた。郷土文化研究会が、この難覗壷に取り組んで、会地道に故きを温搾ね、往時のわが地郷土の文化を忍塞ぷことは、延いれては、常北町の柿将来の文化の発に展、人づくりに軸まで及ぶもので定あり意義深いも▲のがある。r可広報じようほく§-570-

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