広報じょうほく No.232 1982(昭和57)年 7月
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中学生の非行かつ←に刑法犯少年の半数を占め、最悪の状態に。女教諭二人を殴る、中学生暴力振るまい………これは、最近の新聞紙上の見出しですが、これらの記事は毎日のように見られるほど、全国的に社会問題化している少年非行は、依然として増え続けています。七月は「青少年を非行からまもる月間」で、全国的にいろいろな施策や運動が展開されます。ではここで、常北町が取り組むこれら青少年の非行対策についてお知らせし、町民一人一人の理解あるご協力をお願いする次第です。◎基本的な考え方青少年問題は、常に大人の問題であり、社会の問題として真剣に受けとめ、家庭・学校・地域社会が相互に連携しあって取り組む必要があります。また青少年自らも、自らの将来は自らが切り拓くという自覚をもち、心身ともに健康で、明るくたくましく成長していくという努力厳しさも愛‐‐11一非行防止は家庭から七月は青少年を非行から守る全国強調月間が必要です雪町行政は、家庭・学校・地域社会のそれぞれが、適切に役割りを果たすととも喝相互の連携が更に深まるよう、積極的に指導援助を行うなど、青少年の健全な育成を強力に推進することとしています。◎活動を続ける組織▼青少年問題協議会町長が会長となり、法の定めにより十七名で構成。年間六回開き、青少年の指導、育成、保護の総合的な施策をたてるなどの活動をしています危}▼青少年相談員十二名で隣成。町長が委嘱した民間有志が積極的に青少年及び家庭の、個別的指導を行うとともに、集団的な指導も行っています。毎月十日が定例会議日。▼北部学警連絡協議会郡北部四町村の小・中・高校の教職員や教育長、関係警察官で構成。四十三名。文字通り学校と警察が連携し、非行の芽をつむために、連絡、情報交換、調査などの活動をしています。▼その他、各小・中学校PTA、子ども会育成連、中学生会育成連、青少年団体育成本部、スポーツ少年団本部など、それぞれ独自の活動を展開しており、前述の保護司会、更生婦人、、BBSなども非行防止対策に取り組んでおり、青少年の健やかな成長を希求して積極的な活動を展開しています。◎月間の諸施策と行事彫社会を明るくする運動・講演と映画会・講師水戸家裁小野善吉氏・映画「つっぱり」・青少年相談員定例へ云茄水戸地区青少年連協一グーアー一…国民年金の老齢年金一通算老齢年金を受けている方は、毎年、現況届をご自分の誕生月の末日までに提出していただくことになっています。現況届は、国民年金を受けている方が、引き続いて年金を受けられるかどうかを調べる大切な手続きです。その提出を怠ると、年金の支給を一時差し止められますからご注意ください。現況届の用紙は、誕生月の十日頃までに社会保険庁から送られてきますので、必要な事柄をご記入のうえ、役場住民課で証明を受けて、社会保険庁へ返送してください。国民年金の加入手続は戦ごつお済みですか当町では、国民年金の未加入者に加入促進を勧めていますが、お心当たりの方は、早く手続きを済ませてください。国民年金は、二十歳から六十歳までの人で、厚生年金など他の公的年金制度に入っていない方が加入する制度です。年孟コーナー現況届を忘れず一二:歳にな皇た人他の公的年金をやめた人はもちろん、国民年金へ入るはずの人でまだ未加入の人は、すぐに役場へ出向いて、加入手続きをしてください。もし、加入手続きをなされても、経済的な理由等で保険料の納付が困難な方峰保険料の免除制度(前年において、世帯員に所得税の課せられてい、る方があるときは、却下されます。)があります。加入手続きと一緒に免除申請を行なってノ、ださい。茨城県国民年金保養センター「ときわ路」を利用しましょう国民年金保養センターは、国民年金の加入者や受給者はもちろんのこと、どなたでも気軽にご利用できる国の施設です。本県にも、常陸太田市の自然休養村の高台に美しいレンガ造りの保養センター「ときわ路」があります。「ときわ路」自慢の一つに太陽熱を利用した展望風呂があり、ゆったりとした浴室からは、遠く太平洋が望め、その広大なる眺望は格別です。に后刃広報じようほく61-568-

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