広報じょうほく No.232 1982(昭和57)年 7月
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ことにゴキブリは主婦の言一・号われ者のナンバーワンですが、しかし、すべてのゴキブリが菌を保有しているわけではありません。たとえば、代表的食中毒病原菌の一つ、サルモネラ菌でいえば、一般家庭の台所に出没するゴキブリの保有率は二○%にすぎません。菌の巣という点では、むしろゴキブリより、汚れたフキンやまな板の方が上です。中でも、木製のまな板は、その湿り具合と包丁による刻み跡が、菌にとっては格好の増殖場所となってしまいます。衛生面からいえば、まな板は合成樹脂製のものにこしたことはないでしょう。冷蔵庫の過信も、食中毒をマン延させるモト。冷蔵庫でよく冷えた食品は、なんとなく細菌も死滅してしまっているように思われがちですが、これはとんでもない考えちがい。家庭用の冷蔵庫は、ふつう庫内の温度が、五度に保たれるような設計になっていますが、五度では細菌は増殖が止まるだけで、凍死するわけではないのです。冷蔵庫から出し、また温度が上がれば、たちまちに爆発的増殖をはくらしと健康一梅雨期の食生活②じめることに。なりま・ずこしかも、これは冷蔵庫の機能が般高の状態で働いた場合のこと。冷蔵庫のドアをひん繁にあけしめしたり、庫内にギッシリ食品をつめこんだりすると、庫内温度は充分に下がりきりません。一般家庭の冷蔵庫の中は、夏場は一○度ぐらいまで上がってしまっている、と思っておくべきでしょう。一○度といえば、細菌の繁殖も十分に可能な温度。したがって、冷蔵庫に入れておいても、食品は腐るし、また食中毒の防止にはならないのです。とかく夏は冷たくしたい食品が多くなるため、冷蔵庫にあふれんぱかりにものをつめこみがちですが、庫内には五○%以上の空間を作っておくことです。そして、ナマ物は早目早目に食べてしまうことを心がけるべきでしょう。(国保新聞より)冬争琴琴命参や争奪琴一…;…一躍…諒鯉卿解翫漉祁堕垂無穴塞琴露翠華唖…凸一蝉齢静澱箇鶏~.一口医学肉離れにはまず冷湿布をスポーツ選手のケガで、ねんざに次いで多いのが肉離れです。それも、五月六月に多くみられます。冬の間に行っていた基礎体力養成トレーニングの段階から、合宿訓練など、急に強いスピード練習や試合に入るからです。新入生などは、受験勉強で、あまり体を動かさなかったのが、スポーツをはじめるなどで肉離れを起こしやすくなるのでしょう。若い人でもそうなのですから、中年すぎの人の無理は禁物です。そして、スポーツの前には準備体操を必ずすること。肉離れを起こ后司▲雨にも負けずゲームに熱中ご婦人のスポーツ大会したらただちに運動をやめて水または氷で冷やし、痛めた手足を高く上げておき、続いて冷湿布をし、弾性包帯を巻いて固定しておきます。二↑三日して痛みがやわらいだら、血液の循環がよくなるように温湿布にきりかえます。入浴してマッサージをするのも効果的です。一週間ほどすれば、だんだん動かせるようになりますが、相変わらず、はれや痛みがはげしいようなら、医師の治療をうけてください。はじめから温湿布やマッサージはしないことです。小雨そぼ降る7月4日の日暇日,総合運動公園で,ご婦人だけのミニ運動会が盛大に開かれました。これは,婦人会とくらしの会が中心となって開いたもので,婦人の体力へくりとコミニュテイーづくりを目途として会員が一堂に会し。二人三脚や綱引き,ボールリレー等をプログラムI組み入れ,小雨の中,1日を楽しく過ごしたものです。F唾広報じようほ<10-572-
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