広報じょうほく No.231 1982(昭和57)年 6月
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青少年や主婦など.一般の人たちが覚せい剤のとりこになってしまうのは「面白半分から……」「何んとなく勧められて……」といった、ごく単純な動機がほとんどです。ところが最近では、「これ、疲労回復にいいのよ」.」れ飲んだら苦労しないでやせられるわよ……」などと、団地の奥さんやセールスマンに勧められ、後で気がついたら覚せい剤だったという、泣くに泣けないケースが増えているのです。警戒心を起こさせず、人の心理をうまくつかんで好奇心をそそるl言葉巧み葱手口には十分注意したいものです。ご存知の方もおられるでしょうが、覚せい剤の密売には暴力団がからんでいることが多いのです。甘い言葉に乗せられて、うっかり手を出せば、たちまち暴力団の格腕や足凌とに注射の跡かあり、夏でも長そでのシャツや包帯で隠している場合があります。怒りっぽく、典落しやすくなり、突発的に乱暴を働いたりします。心のスキを狙う魔の手常習者の特徴はr~、覚せい剤の乱用を防止するには』心のスキを見せないで、一人ひとりが覚せい剤に「近づかない」また「近づけない」ことが大切です。しかし、覚せい剤使用者には、薬の魔力を断ち切れない弱い性格の人や、生活上の悩みをもっている人が多く、独力で覚せい剤の地獄から抜け出ることが困難なケースも多いのです。このような場合は、周囲の人びとが協力して、覚せい剤から切り離す努力をしてい好のマーサにされてしまいますsその結果は、不良交友、ギャンブルへの深入り、家庭不和、失業、離婚などによって、幸せな生活はまた、い(一も何かにおびえているようで、一貫性のない奇行が見られます。金遣いが荒くなったり、夜遊びが多くなります。覚せい剤から■暮らしを守るためにF両。《一。一毛善呼』」{《唾曝詫一幸1-零一眼一白墨に一】覚せい剤のうわさを、ちょっとでも耳にした場合は、ぜひ、警察にお知らせください。また、中毒者を知った場合にも、保健所や警察などに相談してください。平和な幕らしをボロボロにしてしまう恐ろしい白い粉を追放するために、みなさん方の協力が必要なのです。拶今妙争音をたてて崩れてしまうのです盾覚せい剤の魔の手は、心のすき間を突いて忍び寄ってくると言えるでしょう。県内の交通事故による死亡者は四月三十日現在で百人に達し昨年に比し一週間早いぺlスで、このままですと最悪の結果が現れるような事態です。年令別に見ると依然として、若年(女子も含む)運転者の無謀運転と、老人、子供が大半を占めています。ではな←でし昏フか※今日噂も又事故のない日のつみかさね必ず守ろう安全運転五則一このように悲惨な事故は《どうすれば防げるのでしょうか?若し、今自分が交通事故を起したら、どうなるのか?必ず考えて運転しては如何でしょうか。そうすれば自然とルールも守れるしやマナーも良くなるのではないでしょうか。命あっての人生です。決められた最低限のルールは守ってもよいのではないでしょうか。安全運転五則①安全速度を必ず守る②カーブの蚕別でスピードを落とす③交差点では必ず安全を確かめる④一時停止で横断歩行者の安全を守る⑤飲酒運転は絶対にしない。△ちょっとした油断や不注意がとりかえしのつかない事故唾’3広報じようほく-553-

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