広報じょうほく No.229 1982(昭和57)年 4月
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一九・七○年・代に二度に矛たる石油危機に見舞われるなど、世界経済が大きく揺れ動いた十年間であったと言えます。こうしたなかで、私たちの暮らしを取りまく環境にも大きな変化が表われました。また、社会環境の変化は、一方で、青少年の生活や意識と行動にさまざまな影響を与えました。まず、注目されるのは、日常生活などに対して満足感をもつが、この十年間で六七%から七八%へと、一割以上増えていることです。また、家庭や学校、職場に対する青少年の満足感も十年前の数字を上まわっています。一方、こうした蕪らしに対する満足感とは裏腹に、青少年非行は一九七○年代を通して、ほぼ一貫した増加傾向を示しています。このような、満足感の高まりと非行の増加という、一見相反するような二つの傾向は、現在の青少年の冠かれている状況が、一昔前に比べて一層複雑・多様化してきていることの表われとみてよいでしよ』フ。青少年の非行問題は、子供を持つすべての親、そして社会が、真剣にその解決をはからなければな=らなr重要な課題です“そのためには、まず、現在の青少年が社会や家庭・職場などについて、どのような意識をもっているのか、また、その意識はこの十年の問にどのような変化をとげてきたのか、(家庭観〉”家庭生活をおくる上で、経済的な豊かさよりも愛情の豊かさを大切にする者がやや増えています。青少年が家庭に愛情を求める傾向が一層強まっているといえましよ》《ノ。〈生活信条〉自分を取り巻く周囲の人たちとの協調性に重きを置いた、情緒的に安定した生活を求める青少年が増えているといえます。〈生きがい〉仕事や勉強、社会奉仕などを通家庭について日常生活について‐なとをよく知ることか何よりも大事なことではないでしょうか。「昭和五十六年版青少年白書」から、青少年の意識の変化を追いてみました。5年皇年45昭和昭和しての自己実現よりも、余暇活動などに生きがいを見い出している青少年が増えているといえます。どちらかといえばどちらかといえば愛情豊かな家庭経済的に豊かな家庭無回答0.3要認8渥雛鯵。^C_j8浮ぶ%〈学校生活〉現在、通っている学校に満足している者が全体の四分の三にまで増えています。一方、不満の内容としては、授業の仕方や先生のことをあげる者が目立っています。なお、施設のこと、クラブ、友人などについての不満は少なくなっています。青少年の生活信条(20~24歳学校生活一ー星30‘7%3%そのHその日を楽しく藤らすJ1角を立てて廟かな禰門を送る身近な人となごやかな魁H鍵ろ力を合わせて拙の中をユ〈するその他・無!'』1群について^330.4%=釦28,2%鯉倒%38.1%鱗生きがいを感じる時(20~24;*'7コZ8.5%昭和46学校生活に対する満足度と不満の理由(昭和55年仕事に打ち込んでいる時勉強や放養を深めるために身を入れている時‘社会半仕や祉餐運助の活助している時ゆったりと休養している時蹴族HIらんの昨趣味やスポーツに然Bl'してい抑ギ20.0%蕊ドニーニー副’52.4呪のこと|(~~-二一一』-38.8%のこと■■■19.4%詔識ロ■■'3.3%とのこと■■'0.7%はない■■'z9%授業の仕方や授%船22謎洞蝿%餓醐手帳設一冒唾こ・皿“・‐・目先施クーの友中Iの鉾、、酬川11リノこィ/まあ満足42.0%湾ややf欄17.39%=、5%N29.0%綱患、イ〈槙、7.1三芳一…も3.8%宛へ皇無何広報じようぼく.6-528-
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