広報じょうほく No.228 1982(昭和57)年 3月
6/14
日本人の平均寿命が、近年急にのびてきて、世界の先進国を追い抜こうとしています。このような中で、老人問題は多くの課題をかかえ、社会の注目を集めており、マスコミも連日とり上げています。私たちとしよりが、健やかな老後の生活を過ごすためには①経済的な保障②健康な心身③生きがいの三つが非常に重要であると聞いております。これら三つを満たすことは決してやさしいことではありませんが、自分は勿論、囲りの人たちの努力によって、一つ一つの問題が解決され、健やかな老後の生活の実現心身ともに健全であることは私たち誰れモか願(一てじる共通の問題です。毎月、団体や個人の方にご登場いただいて健康づくりのもようをお話し願っておりますが、今月は、田町第二高年者クラブと石塚の鯉測さん、柳橋さんに伺いました。筆福な老後は健康か鷺より健やかにF~司田町第二高錘者クラブ会長田上東一郎かはかられるもαと考えてもます員私たち田町第二高年者クラブでは、毎月二十八日を定例会として田町第二公民館に集まり、保睡婦さん等をお願いし、血圧測定や健康上のお話しを聞いたり、また、その後は茶話会に入り、楽しい団らんのひとときを過ごし、最後は米沢不動尊の清掃をして終ります。また毎年一月二十八日には、七十七歳の祝いとして座布団を州り長寿の祝いをして、みんなで祝福をしております。年をとるにつれて心身の健康の問題や社会や家庭での生活の問題が増えてくると思いますが、これらの問題を適切に解決していくことこそが、私たちの健やかな老後を迎えるための必要条件だと思い幸一一四〃このため、自分自身で心身の健康を守るようにつとめるとともに社会の中にとけこむようつとめることも大切であると考えまず。そして、周囲の人たちが、趣たち高令者の健康や生活に、.十分気を配ってくれることを願っています。以上の点から、年よりの注意すべきことは次のような点があげられると思います。①体の働きをおとろえさせないように、適切な運動を行うほか、健康を保つための栄養や生活習慣などに気をつける。②自分が信頼できる人をみつける。③趣味など自分を打ち込むことができる方法をみつける。④いろいろな人と接する。⑤町などが行う健康診断や相嫉には誤極的に参加する。..さらに、次のようなことを健康のしるしとして気をつける。①よく眠れて、朝元気に起きられ}つ。②食事がおいしい。③普通に動いて疲れない。④めったに風邪をひかない。⑤働く意欲にあふれている。・私たちは、このようなことに気を配りながら、毎日を過ごしております。▲血圧測定や講話を通して健康づくりに励むお年より一去る三月三日に実施いたしま一した第十九回の愛の献血につき|ましては、皆さん方のあたたかいご厚志によりまして、おおぜ一いの方より献血をいただき、尊い生命を救うために大いに役立っております。誠にありがとうございました。これからも、人道博愛の梢神●|に基づいた血液事業に一」支援く一ださいますようお願い申し上げ一お礼の言葉といたします。燕録愛の献血に感謝します常北町長大高秀男城北LC会長森田繁なお、次回の献血日は六月二十三日、水》曜日に行います。釦広報じようほ<6-514-
元のページ