広報じょうほく No.226 1982(昭和57)年 1月
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はじめ夏は朝五時に起床!』’六キロメートルを一時間で歩き、帰えってから朝風呂で汗を流し、減避につとめました。食事は医師の処方菱通りに塩分をひかえ、野菜を多くとり入れた食事とし、栄養のバランスを考えた低カロリー献立にしました。勿論、家族にも充分協力を依頼しました。早朝ジョギングを始めてまだ二年ほどですが、今では体重も一○キロほど減り、総調も良く、風邪も肩こりも全くなくなり経快な毎日をすごしています。。▲朝日を浴びて歩く石渡さんと富永さんこれからますます寒さが厳しくなります。脳卒中の発生は冬に集中しています。また冬はカゼひきも多く、カゼのため低抗力が弱っているところへ余病が併発するなど、やっかいな季節で、これから一段と寒くなり、次のことに気をつけて冬を健康にすごしましよ』司勿○◇暖かい部屋づくり寒い部屋で生活していると自然に血圧は高くなり細動脈硬化が進行します。部屋を暖かくして薄著で生活をする工夫が必要です。1コタツのほかに必ずストーブ等の暖房器具を同時に使用することです。②居間の外廊下には必ずガラス戸を入れて温室を作り、夜はカーテンを吊ること。カーテンは二枚、間をあけて二重にし、床一ぱいに吊ること。これとい一一》て八棟にお話しするようなことではありませんが、適度の運動と規則正しい生活が私の健康法です。医者の処方菱通りの生活は、な国保だより冬の健康管理r~可旧室内に膳寒暖討をかけてじつも摂氏一八’二○度を保つようにする。側最近木造家屋でもアルミサッシなどが使われるので部屋の気密性が高くなり熱効果はよくなりましたが、それだけ空気も汚れるから換気も忘れずに。◇外出するときの注意暖かい部屋から急に寒い所へ出ると血圧が上がります。十分暖かい服装で、とくに襟巻、足袋、手袋を使い末積の血管を保護することです。◇食事魚、肉、豆、卵、牛乳などの蛋白質を十分にとり、とくに冬場は緑黄野菜が不足しがちですが、バランスよく食べて体力をつけておきましょう。植物油や、海草類も忘れずに。かなか容易ではありませんが、今後も努力を続け、健康で明るい家庭づくりに迩進したいと考えております。◇寝具人間は生活の三分の一前後を休養のため睡眠します。快適に眠りからだに抵抗力をつけておくため、次の注意を。仰合せん綿は、もめんの二倍の保温力があり、軽く柔かく弾力に蹴んでいるので掛けぷとんに適しています。②敷きぶとんは吸温性の大きいことが必要となります。これにはもめんが適しています。週一回はふとん干しを。▽その他、老人や赤ちゃんは抵抗力が弱いので、カゼをひいている人に近づけないよう注意をしましよシフ。◇寒いときの室内体操寒い日には室内で体を動かして体をあたためましょう。気温がさがって体が寒いと感じはじめると、体の動きがどうしてもにぶくなります。そのためにますます血液の循環がわるくなり、一層寒く感じるようになるわけです。暖房してやたらに室温を上げるよりも、つとめて体を動かし、少少薄着でも快適に過ごせるように。いまず、四つんばいになって歩く体操です。人間は立って歩くという姿勢ばかりをとり、動物のように四つ足で歩くということをし一ませんがこの運動は動物に胃腸病がないように恥たいへん胃腸が丈夫になる体操だといわれています。ただし、この姿勢をとりますと頭に血がのぼるため、長時間やったり、また、ひんぱんにやることはかえって体のためによくありません。あくまでも、時々なさって下さい。この体操は、四つんばいといってもひざをつけるわけではなく、ひざはやや曲がる程度にして足はのばして歩きます。ひざを曲げない雑きんがけの要領でやって下さい。②もう一つの体操は、しりふりダンスとでもいうものです。腰に手をあて、しりを少しつき出すようにして回してみましょう。もちろん、転快な音楽に合わせてやればなお楽しいと思います。この巡勤は腰を丈夫にしますから、室内のそうじのときなどリズムに合わせてたびたびやるとよいでしょう。腰がしっかりしてくれば、全体がしっかりしているものです。昔の女の人はせんたく板などを使って腰で調子をとりながらやったので腰がたいへん丈夫でした。いまは、このようなせんたくの機会もないと思いますので、こうした腰の体操をして腰や内臓を丈夫にする必要があるでしよ』可/◎。広報じようぼく-483-

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