広報じょうほく No.224 1981(昭和56)年 12月
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地域の老人会長として、日ごろ役員と協力して会員の福祉の向上と鰹康増進のための行事をすすめているので、いささか感じたことを申しのべることにします。上古内老人会員の中には、八十歳以上の長寿者が多数おり、元気で生活をしています。つまり、長寿の里と申してよく、これは、おおむね地形上、住居がなだらかな坂の上に建てられており、日常の生活が自然と心身の鍛練に好都合であり可しかも、空気がきれいであるところに所以しているものと思われます。さて、去る十月二十六日には、役員と協力し、特に健康増進に関する行事を企画し実施しました。役場から担当の方においでを願十月からう‐・スで掲戯し←馬もスな団体や個八にご登場ねがって、みんなで考えている健康づくりの問題、今月は、上古内長寿会の腿康づくりをご紹介します。長↑寿の里の健↓康づくり老後の幸福のためにい血圧測一定ゞ健康づくりに関する講話や映画、その他、健康増進にテーマをしぼって実施しましたが、当日の参集者は四十九名の会員のうち四十一名に達し、老人の健康保持に対する関心が高まり、更に今後の健康増進に大いに役立ったと思っています。老人に必要なのは健康と長寿こそ肝要であり、しかも、身体に擁いところがあっては其の幸福は望まれません。老人になると、若いときには医者にかからなくても、成人病その他併発する病気が多く、専門医にかかって治療を続けるのは当然ですが、治ったら、老人自身の自主的な健康管理が必要であり、更に一歩進めて、他の老人の古知を求‐め薬草は面.シ喜亨ラの応用あるいは自らの鍛練等の治療方法を再発見することも大切だと考えます。今のお年よりは、人生航路の大先輩であり、戦後、幾多の苦難をのりこえ、今日の商度経済成長をなしとげ、更に、会員相協力して世界に誇る長寿国に押し上げたことはすばらしいことと思います。今年の茨城県の一○○歳以上の長寿者は十七名と聞いていますが、老人が相協力して、それぞれの立場において、若い世代に必要な知識や技能を伝達し、他面、老人も現代を学習してゆけば、いかに長寿を保っても健康で住みよい社会がひらけると思います。▲講話に耳を傾ける会員老・八を中心とした各世代か↑共通のテーマに集うことによって、地域社会との交流を深めるとともに、扶養意識の高揚をはかり、睡康地進と生きがいを商め、明るく豊かな老人福祉を推進していこうという目的で実施している「老人を囲む三世代の集い」は、今回第五回を迎え、去る十一月二十九日、常北中学校体育館で「絵投げ大会」という形で開催されました。老人・成人・小学生の皆さん方二十二チーム、百三十二名の選手が、各老人会長さんの持つプラカードを先頭に入場、古内小学校児童の加倉井正道くんの力強い選手宣誓のあと競技に入り、寒い日でしたが最後まで元気いっぱいプレーを続け、楽しい一日をすごしました。また当日は、日赤奉仕団員の方も多数参加し、審判や湯茶の接待などのご奉仕をいただきました。ご協力に感謝申しあげます。なお、今回団体戦で上泉老人クラブは前回に続き第一位となり、連続優勝の栄冠を獲得しました。成績は次のとおりです。▼団体戦第一位上泉老人クラブ老人を囲む三世代の集い第二位第三位第四位鋪五位▼個人職第一位第二位第三位第四位第五位上宗が連続優勝勝村兼雄車司光男所進高橘正之飯村とき子上町新楽会那珂西第二老人C勝見沢長寿会小坂松寿会一堀井小坂下青山上入野上泉▲輪投げで楽しむ選壬広報じようほ<脚’-468-

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