広報じょうほく No.223 1981(昭和56)年 11月
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青少年か社会にお催る自Fの役割と責任を自覚し、広い視好と盤かな傭操を培い、心身ともに健やかに成長することは、国民すべての願いである。このため、全国青少年健全育成強調月間を設け、国民の青少年健全育成に対する理解と自覚と参加を促すものです。全国青少年健全育成強調月間の重点施策は……一、青少年の社会参加活動の促進青少年が主体的に、進んで自己の役割を遂行していくという社会参加の活動は、自立心の向上や社会連帯意識の醸成をもたらすなど、青少年が健全な成長を遂げる上で重要な役割を果すものである。このため、背少年が、家庭、学校、職場などの日常のあらゆる場で、個人として、また、仲間と共同して、社会参加活動を率先して行うよう促す。二、地域における青少年育成活動の促進大人が地域社会の一員としての自覚と責任をもって、青少年に働きかけることは、青少年健全育成のために極めて重要である。録全国青少年r~可今年・も、十一月十五日から来春二月十五日までの三ヶ月間が狩猟期間です。とくに今年は、今まで保護区、休猟区として規制されていた春園、小坂、勝見沢、上青山、下青山、上古内、下古内の全域が規制解除され、常北町には保護区、休猟区このため日ごろの地域社会における生活の中で、他人の子にも注意し、指導するなどの地域の子すべてを我が子と同様に見守る運動や、青少年の雌全な成長を妨げる有害な地域環境を改善する運動などを談極的に実践するような地域活動の展開を促す。三、健全な家庭生活の普及促進家庭は、社会の基本であり、青少年の人格形成にとって重要な場である。賢明で温かみのある親子、兄弟姉妹等の人間関係の中で、青少年がかけがえのない自己の存在を認識し、愛憐、公共心、奉仕網狩猟事故をなくそう一神なとを培うよう家庭生活の充実に努める必要がある。このため、子どもを慈しみながらも、過保謹、甘やかしを排除するなどの正しい親の態度についての再認識、親と子の話し合いの促進など健全な家庭生活の普及を図るよう努める。以上は、今行われている強鯛月間の重点施策ですが、町でも、これを契機に、更に強力な青少年の健全育成に係る運動を展開すべく「町青少年健全育成町民会識」の結成の単備をすすめており、また、今まで組織されていなかった、中学生を対象とした団体、仮称「中学生会」を結成して、地域ぐるみ町ぐるみで青少年の健全育成をはかっていく考えでおります。町民のみなさんの深いご理解とご協力をお願いするものです。がなくなりました(》従って、狩猟者の噸加にともない、事故の発生が心配されます。山仕事などで山林内に立ち入る方も、ハンターのみなさんも、お互いに注意して、事故のないよう努めてください。なお、町が行っている国土調査一二→三一の実地測量は、今年小坂地内が行われており、測量関係者や町の担当犠員が、狩猟期間中、山林内二度だけ〃のつもりが常用者に、はじめは好寄心からというのがほとんどですが「一度手を出すともうやめられない」というのが覚せい剤体験者のパターンです。殺人、放火、強盗、傷害など党.せい剤による犯罪は増える一方で一度だけのつもりが、やがて自分から覚せい剤を求めるようになりました。月に三十万は稼いでいましたが、その全部を覚せい剤を買うために使い果たしてしまうようになりました。なんとなく腹が立ち、家族に暴力をふるったり、夜中にノコギリで庭の木を切り倒したりしました。理由もなしに、そんな行動に出てしまうのです。家族は今、どこへ行ったか分かりません。後悔し◎ています………」r詞す。そして問題なのは、これらが〃理由なき犯行毎であることです。「追われている」「殺される」「だれかが家に侵入してくる」などの●■もう想や幻覚が、こうした犯罪を引き起こすのです。人間一人の身を滅ぼすだけでなく、常用者の周囲の人は、いつも大きな危険を背負っていることになります。昭和五十五年に覚せい剤取締法述反で検挙された者は二万二百人に達し、前年より八・九パーセントの増加となっています。とくに一般市民にまで広くまん延し、主婦や青少年への浸透が目立っています。現在、わが国で不正に流通している覚せい剤は、メタンフェタミンで、誘いの言葉一つである「疲れがとれる」というのは全くの錯覚です。逆に疲労が体内に蓄積されるということを、よく知っておかなければなりません。覚せい剤にプラスの面は何もないのです。十月一日から十一月三十日まで『麻薬・覚せい剤禍槻滅運動」が全国的に展棚されています。〃白い粉の恐怖“について、一人ひとりがよく知るとともに、私たちの周囲から覚せい剤を追放しましよ』鬼で作業を続峠ますので特に厳重に注意してください。F一可I3広報じようほく-455-

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