広報じょうほく No.223 1981(昭和56)年 11月
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私達の生活の基本は、何といっても家庭にあります。人は家庭のなかで、幼い時から親のすることなすことを見ききし、その後ろ姿からいろいろなことを学んでいくといいます。家庭はまた、子どもの教育の場でもあります。家庭における教育は、幼稚園、保育所や学校での教育とともに、安全教育をすすめるうえで重要な役訓を担っています。しかし家庭での教育は、ただ単に交通安全についての知雛やマナーを覚えさせるというだけでは意味がありません。日々の生活を通し、何にもまして生命を尊重するという態度や行動、自らの安全を守ることができる能力を身につけていかなければなりません。同時に家庭には、ドライバiとしてのお父さん、お兄さん、ミニバイクに乗るお母さん、自転車に乗る子ども、そして歩行者としてのお年寄りなど交通社会における立場の異なるさまざまな人が集まっています。こうした家族がそれぞれの立場から交通安全という、重要で身近かな問題を話し合うことは、交通社会における、それぞれの立場がよく理解でき、正しい交通ルールとマナーの実践に結びつきます。交通安全は家庭から‐突然、テレビの画像が乱れたり、ラジオに放送とは関係ない音爾が入ったりlこん准経験はありませんか。このような電波の混乱は、とくに街道沿いに多く発生しますが、これは、自家用車やトラックなどから発射された〃ハイパワー市民ラジオ〃いわゆる、不法のトランシーバーによる不法電波がその主な原因です。ところで迩波には、テレビ用、ラジオ用、市民ラジオ用など目的別にそれぞれの〃通路“が定められています。いわば電波の通行区分帯ですが、電波は、それぞれ混信しないように麺波法によって通行区分帯や出力が定められ乞います。ところが、これらの定めを無視した不法電波が発射されると電波は大混乱します。この不法電波は、テレビやラジオの受信に障害を与えるだけでなく、漁船が避難また、話し合いは家族の緋を強め、連帯を培うという点でも大いに役立つことになるでしょう。不法電波使用は刈万円以下の罰金…昌剰牡一症'麗宅--6W震M鍾垂些静--.一舞塞~垂エ2.…高令者・身障者の作品展町内の高令者の方がたが、日ごろから生きがいとして楽しんでいる趣味を通して作られたものを展示したもので、今年は、国際障害者年にちなんで身障者の作品も同時に展示され好評を博しました。出品されたものは、今年も竹細工や木工品が多く、即売会場ではまたたく間に売り切れるという盛況さでした。した場合など通信不能になることもあります。絶対にやめましょう。不法電波を発射する無線機を使った者に対する罰金が従来の五万円以下から二十万円以下に引き上げられました。五十六年十一月から適用されています。家族の中から交通砺故による被害者も加害者も出さない……こうした姿勢で家族相互が話し合うことは、交通噸故によって家庭に不幸や混乱をもたらさたいようにするうえでも大切です。相変わ島寸のテニスブ亀‘すが、それに比例してテニスひじに悩む人が蝋えています。テニスひじというのは、ひじを伸ばしたり曲げたりするときに、びじに術みが走る症状です。》テニスをする人に起こりやすゞいことから、このように呼ばれ一ていますが、趣味で彫刻をやつ》ている人やゴルフーノーにもみら一れますし、野球の選手がひじを痛めれば〃野球ひじ“ということになります。テニスの場合は、ひじの外側野球はひじの内側が痛むケース一一一ロ医学E4テニスひじが多←ようですテニスひじは、ねんざや骨折のように、その原因がはっきりしておらず、日ごろの練習における不自然な打ち方が、ひじに大きな負担をかけ、ひじの軟骨が次等に変形したり炎症を起こ一して痛みを感じると考えられて一います。痛みは副ジン皮質ホルモンの注射や湿布などで治りますが、打ち方に問題があれば再発します。一度、専門家にフォームをみてもらうとよいでしょう。(国保新聞より〉‐▲秀作が並ぶ展示会場広報じようほ<101-462-
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