広報じょうほく No.222 1981(昭和56)年 10月
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校内暴力で警察に補導された少年について、保護者がふだんどういうしつけをしているかをみますと、最も多いのが放任で約七割。一校内暴力一昭和五十五年の校内蕊力事件は、全国で千五百五十五件発生。前年に比べ三百五十件、二十九パーセントの増加.教師に対する暴力事件の九十四パーセントが中学校で発生しています。このたび↑+月一日付吟をもって教育長に再任され、いよいよその責務の重且大を感じてお校内暴力再任にあた(一てr可教育長荒井伸男渉吟ででき愛か約一割とな(↓でいます。このことから、親子の会話がなく、子供の好き勝手にさせていたり、また、親が子供を甘やかしすぎているlといった親の養育態度がうかがわれます。このような家庭では、悪い行為にはそれ相応の罰を与えるという基本的なしつけが徹底しておらず、保護者自身も、しつけの大切さを十分理解していない場合が多いのです。、》ま・ず〔】一年半の残任期間は、郷土の実情を再認識するために貴重な期間でありました。そして、これからが本当の教育振興に取り組むときであるとも感じています。本年度、すでに半ばを過ごし小松小学校の建設を始めとして滑に事業が進められておりますが、学校教育では、文部省道徳教育研究地区の指定をうけ、二ヵ年継続の研究にとりかかり、社会教育では文部省指定の体力づくり国民運動モデル町村としての事業を推進し、更に、青少年健全育成のための態勢強化や教育振興大会の棚催等、山積する教育行政に専念しております。町民運動会や町美術展もその一つですが、これらの仕事を通して、一歩一歩、着実な前進舎墓趣けてゆくつもりでおります。要は、豊かな人間性を育て、町民の幸せを希うもので、教育優先の町としての学校教育、社会教育振興に挺身し、明るく住みよい町づくりに微力をつくしたいと念じております。どうぞ、今後におきましても旧に倍してのご支援とご援助をお願い申しあげます。昭和五十五年の家庭内暴力事件は、全国で千二十五件発生。男子が八十八パーセントと圧倒的に多い。また、家庭内暴力最近10年間の刑法犯少年(14鯉以上20旗未満)の推移(万人)家庭で早家族などに暴力をふるう少年は、学校の成績も比較的よく、家庭から一歩出ると〃いい子“で通っている場合が多い。しかし、その性格は内向的で神経質なこどが目立ちます。このような少年が、家庭や社会にうまく適応できないで、緊張や不安が高じ、いら立って暴力をふるう場合が多いようです。一方、親の子供に対するしつけ、つまり、養育態慶で、目立つのは、父親の場合が放任や過保護、母親は干渉のしすぎと過保護です。このような親の態度が、家庭内暴力の一つの原因になっていると言えます。ハーセントを占めているのが目立ちます.‐栂切引525ヨ郷55年46岬,萱11111111100〔lllll3《、708565963、、b,、、、、し182L4フ61819?I謁鯛9、;|人人人人人人人人人ハ一子と屯を放任・するな,二、親の権威を失うな。三、子は親を写す鏡であることを忘れるな。四、親子の対話を忘れるな。五、善意のけじめをつけさせることを忘れるな。六、子どもに過度の期待をかけるな。七、子どもを甘やかすな。八、小さいときからしつけることを忘れるな。九、二つしかったら三つほめることを忘れるな。十、目標を持たせることを忘れるか恐◎常北町青少年問題協議会最近青少年の非行問題がどこの地域でも大なり小なり問題が出ている。我町も例外とはいえない。行政機関をはじめ、青少年育成関係者の方々は健全育成につとめているが、さらに町民の一人一人が次のことに心がけて、青少年を非行から守ってほしいと思います。非行防止川のポイント一’5広報じようぼく-439-
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