広報じょうほく No.222 1981(昭和56)年 10月
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少年による非行が毎日のように報道されていますが、昭和五十五年に補導された刑法犯少年は全国で約十六万六千人を超え、戦後最高という憂うべき記録となっています。しかも、成人を含めた全刑法犯のうち、少年が約四割を占めています。つまり、刑法犯による検挙者十人のうち四人までが少年なのです。rl蕊犯罪者十人のうち四人が少年IL戸犯罪の種類も、時代とともに変わってきています。従来の万引や自転車・オートバイを盗む、いわゆる遊び型非行に加えて、最近では、校内暴力、暴走族などの事犯に見られるように、少年の暴力事件も増えています。また、シンナーなどの薬物乱用や《女子の性の逸脱行為も目立って多くなりました。『一両(警察白書から〉また、刑法犯少年を年令別にみますと、十五歳が最も多く二十六パーセントを占め、次いで十四歳、十六歳の順となっており、これら十四歳から十六歳の三つの年代で全体の約七割を占めています。このことからも、少年非行の低年令化が一段と進んでいることがわかります。ところで、最近の少年非行の中でも、とくに深刻な社会問題としてクローズアップされているのが、中・高生による校内暴力と家庭内暴力です。これらの暴力非行が激潮している原因は何なのかIその背景としては次のような点をあげることができます。①少年自身に忍耐心が欠けていること②家庭でのしつけがうまくいっていないこと③少年をとりまく社会環境が悪化していることこれらのうち、②の家庭でのしつけについて焦点を当て、その問題点を見てみましょう。一一一|家庭内暴力の背溌(1.025件>家庭内暴力の原因動機別欄冊両親の養育態度(‘勘。55犀)、(%②義義瞳典型蚤過保旗一一一一一一==ー一一一一-----通干渉/-----‐ニグ〃一一-一一。10.117.75.8-5百23.1蜂》篭I誕職』〆冬嘩---■■ローーダググ'’'’------‘′故イ壬120司P◆、い、才侭短守〃rT‐戸争一一一196グググ〆〆〆ーーーー.、普通187157夕Q--一一三塗89購入が受け入れぅ栂にうるざ吉わ奴蓋_塗黒広報じようほ<4;-438-
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