広報じょうほく No.219 1981(昭和56)年 7月
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は悪人を作っているとい(一ても過言ではないでしょう。このような世傭を変えて、だれもが安心して楽しく募らせる社会をつくろうというのが、この運動の目的なのです。犯罪者更生に協力しなければならないことは、国民全部が法によって義務づけられているのです。即ち、国民は犯罪者や非行者に対して、その更生保護に協力しなければならない義務があるのです。簸近では、法は甘すぎるという声も聞かれます。事実、私もそう思います。法は厳しくして、更生保護を徹底して行うべきでしょう。せっかく良い技術を持ちながら刑に服した人たちを、社会、工場で雇うところがなかったのが実傭でした。人間、働かなければ食べていけないのは当然で、働くところがなかったらどうなるでしょう。食べるためには、どんなことでもする。結局、恐ろしい野獣の世界となるのです。これは、明らかに「声止社会に責があるのです雪しかし、最近では、私たち更生保護の任にあるものは、全国的に屈用主の開拓に全力をあげ、相当の成果を得ているので、将来が明るくなってきました。事実、私の知った町工場のご主人は、こうしたことによって更生し、今では独立して犯罪者や非行者を優先的に雇用し、立派に更生保護の一端を担っているのです。前にも申したように、両極端の駄目家族は、徹底した教育以外問題になりません。。さて山に伽に、そして海に子どもたちにとって一番楽しみの夏休みが近ずいてきました。しかし、この楽しいはずの夏休みも、ちょっとした不注意から、とりかえしのつかない不幸を招くことにもなりかねません。そこで、町民一人一人が、次のような点に注意して、青少年を犯行から守っていただきたいと願っています。、ウソは非行化の赤信号すぐわかるような「ウソ」をついたり、親の顔をまともに見ないで、あいまいな返事しかしない。ウソが露見しても平気な顔をするようになる。、成績が急激にダウン得意な科目の成績まで、目に見えて落ち、テストの結果を見せなくなる。。ふらりと外出する目的のある外出ではなくて「ちょっとそこまで」といった外出が私たち社会メは一法によ一て義務づけられたものを、だれもが守り、かつては犯罪者であり非行者であったものも、共に楽しく明るい社会をつくるために努力していただきたいと思います。みなさんの心からのご理解とご協力を賜わりたいと願うものであります。以上のような点には特に注意し、子どもたちを非行から守るようつとめ.ましよう。ひんぱんになる信、親の知らない友だちが増える名前を聞いても、あいまいな返事をするようになる。、服装や髭形をしきりに気にする小遺いでは買えない高価なペンダントやブローチなどアクセサリリーを身につけるようになる。、多額の小遣いを要求するお金の浪費が目立ち、時には親の財布から、こっそりと抜きとったりする。、夕食をあまり食べない食べ盛りで、以前はいつも空腹を訴えていたのが食べなくなる。学校の帰えりに、スナックなどのたまり場に寄り道をしている場合が多い。@読遍の内容が変わるポルノ雑誌などを、こっそり読んでいる。。かくれてタバコを吸う非行少年のほとんどが、簸初の段階で喫煙する、ポケットなどにかくしていたり、ニオイがするから注意してみる。、なげやりな言葉使いが多くなるまじめな生き方を軽べつし「バカらしい」などと、なげやりなことばを吐く。成績が悪いのも、親や教師のせいにするようになる。垂鍔圃巳泌・掴.=……鰹稲罫テレビ放映帰えってきた友だちなかよしケンチャン第21話・社明運動の趣旨を盛り込んだ番組が,TBSで放映されます。ぜひごらんください。7月23日午后7:30~8:006チャンネルだんらんで非行をなくす良い社会親と子の会話が防ぐ非行の芽。卜…9;-広報じようぼく.,……律……;-399-…9-・広報じょ卓

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