広報じょうほく No.216 1981(昭和56)年 4月
12/16
散歩は私の日課である一家から旧茨鉄の線路あとを、春園鉱泉下まで往復する約二キロの行程を、年間を通して歩いてすでに三年余になる。水戸から旧東海道六○○キロを二往復以上歩いた勘定になる。おかげで、老化は足からといわれるが、足の老化はあまり感じられない。散歩というと、ふらふら歩きのように感ずるが、健康保持のための散歩は、年令、、性別・体調によって異るが、私の場合、二キロを二十五分程度の速度で歩き、冬で日本人の平均寿命は近年急速に延びて、欧米の先進国にピケをとらなくなったことは、よく知られていますが、その反面、体力がなくなった……等という声もよく聞かれます。人間の体は、一般に四十五歳ころから衰えはじめるといわれており、体の働きが低下してくるにつれて、健康の問題も多くなり、病気がちになってきます。特に年をとると心身の健康の問題は切実なものとなってきます。今回は、自分自身の健康を自分で守る実践を毎日かかさず行っている、石塚新町の萩谷重直さんに、ご自身の健康づくりを紹介していただきました。園綴だより一萩谷さんの健康づくりも汗ばもほとてある曇》私の日程は歩くだけではない。途中、風隼神社に詣で、あの静かな杉木立の中で聞く拍手の音は気持ちのよいもので、心のやすらぎを覚え、糟神安定剤でもある。玉砂利の神前に立ち、澄みきった空気を腹いっぱい吸う腹式深呼吸を十回から十五回、そして、腕の上下運動を一日に一○○回行う。これが、健康づくりのための散歩とともに、かかさず実践している日課である。腕の上下動は、万歳ではなく、よく伸ばした腕を耳すれすれに強私の散歩道‐く前後に広く動かす動作で相当にきつい動きである。一日一○○回のノルマを一回で行うことは無理なので、二回程度に分けて行うことが多い。この動作は姿勢を正し、肩こりを直し、下腹のぜい肉を除去する基本的な動きである。ある健康雑誌に、このほかに整形外科の牽引療法の効果があり、全身的に血圧を調節し、血圧の高い人は実践するとよいという記事が掲載されており、今まで私が行ってきたことは無駄でなかったと意を強くした。==壷一色一一L一全一可司一戸ロ一一面一一て一L上字画一一画一一一一国民健康保険一防寒具脱いで散歩の足軽し」の駄句もでるよい季節になった。遠く奥久慈の山脈を望み、整然と区画された坪田圃を眺め、高久の山の四季の変化を見ながら歩く私の散歩道も、数人の婦人グルーこういうときには〔やめるとき〕必ず叫日以内に届け出をF司生活保護を受けるようになったとき帝40詣哩争峨}l会社等につとめたときプ、夫婦(一れ、高校生.サラリーマン、商店主等、ジョギングに励む仲間も見られるようになり、にぎやかになってきた。一転出するときI.-■二一全圭一ら晶一色晶一、べ画広報じ鷺うほく-360-
元のページ