広報じょうほく No.216 1981(昭和56)年 4月
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茨城県立児童センタ…-こともの城」が、四月二日、大洗町に開設しました。キャンプ蝿や野外活鋤広場、冒険の森など、自然にしたしみながら、共同宿泊学習のできる施設がそろっています。ハイキングや海水浴などのレク|ごぼうびをあ一階ろから…」と言って子供に用事を頼んだり、勉強をさせようとすることがあります。逆に、「言うことをきかないと何も買ってあげませんよ…」などとしかる場面も少なくありません。親にしてみれば、子供を励まそうと、あるいは自分の言うことをきかせるために、お金や品物を賞罰に利用しているといえます。″子どもの城〃がオープンF一可話り二・…シ「調一ン活動大洗・那珂湊港見学などの社会学習、子ども会などのリーダー研修などに、ぜひご利用ください。▼利用対象者こども会や児童団体及びその引率者、保育所や幼稚園、小中簡校の児童・生徒とその引←う理由でほうびを与えることも必要です。子供が何かを成し遂げたとき、タイミングよくほめてやったり、ほうぴを与えることは、次の行動への〃刺激剤″として非常にところが、こうした雫習慣年が続くと、子供はお金や品物を目あてにお手伝いをしたり、勉強をするようになりがちです。幼い子供には、良い事をしたとか、約束をきちんと守ったとほうび何かをやらせる手段にしない効果があるものです害)しかし、『ほうぴをやるから、これをしろ」などというやり方は好ましくありません。これが高じてくると、ほうびの品が気に入らなかったり、もらえる約束がないと何もしまいということになりかねないからです。ほうぴは、お手伝いや勉強など、何かをさせる手段にするのではなく、困難に打ち勝ったときの記念、というような意味あいで、しかも、なるべく品物で与えるようにしたいものです。別に高価な品でなくとも、親と子供の生涯の思い出となることができたら、最大の贈り物といえるでしょう。率.者友一と▼使用料一泊・中学生以下一二○円高校生二四○円大人六○○円日帰り・中学生以下二五円高校生・六○円大人二一○円(キャンプは日帰りに同じ、いずれも食費を除く。)▼利用申込み・問合せ先茨城県立児童センター〃こどもの城〃杉皮をむく残雪を匂はせて今瀬剛一陽炎や旅の鞄を石におく荒井碩雨だんまりの孫の砿に紙の雛小賀まさを春の夢衣一枚のすべる音加藤鉦好口許のさびしき唄や雛流し一木雄一郎おろおろとして雪解けの一本道寺山みさを猫柳活けてやさしき眼の集る飯村愛子不要意に鉄を入れし芽吹技見持多美子この春は思ひ出のどと袷縫ふ飯島とみ手三一〒””一四束茨城郡大洗町後釜八二四九’四番地電話○二九二六’七’三六一六r、蕊○縮患蕊はげまして徴笑大きな入学生三嶋あさ紫木蓮仰ぎし風の目に癌し鯉測寿美恵水の面の目にかがやいて小鳥くるいそべきよ乳母車一つ撒かれて蓬風瀬谷博子野を焼ける炎の中の地蔵尊浅野菊枝出発の胸にふくらむ木の芽風高橋芦江花びらか蝶か児まがふ風に乗る吉元つる代帯目のそのままありて梼落つ杉山幸子梅咲いて帯締の色淡く立つ綿引英子せわしさの身の柔らかき春の腕袴塚末子手も足も投げ出して渡る春日の嬰阿久津あい子母と共に今年も眺む黄水仙長須きみの山の湯に久しく吾が身沈めけり人賞君代貯木柵へさざ波よせて春立ちぬ鈴木静枝紅梅のひらきし朝の夫と居り大津ひさと子の渡る畦のあやふさ水温む原勝男一広報じよ『〕ぼく-358-
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