広報じょうほく No.200 1980(昭和55)年 1月
3/16
蕊灘蕊は違った見方で考えるべきではないかと思うのである。成人すると、有権者としての資格や飲酒が認められるなど、種々の権利や義務が与えられ、周囲からは大人として扱われるようになるわけだ。ここに我々は、大人としての確固たる意識をもたなければならない・このような意味で、成人式を迎えるということは、日ごろ少ない「自分を考える」という絶好の機会ではないだろうか。そこに必ず何かが得られると思う。学生である私にとって、成人式を迎えるということは、将来の自今も好きだけど.あのころはひまさえあれば海を見ていたような気がするなあ。東京の、焼け残った下町に住んでいたぼく二十歳のころ・そうねえ.そのころのぼくは、海が大好きだった。r~可分の道を現実的に考え、決定する時期の到来であり、他方では、精神的動揺を少なくし、充実をはかる時期であると思う。そして、自分に責任をもち、自分に自信をもち、かつ、個性的な生き方をしてゆかなければならないと考えている。最後に、今後我々は、世間における種々の障壁にぶち当り、思い、悩み、苦しむこともあると思うが、自分自身に自信をもち、精一杯耐え、努力し、我々の若さで、それらの壁をはらいのけ、八○年代、いや、二十一世紀へ向って、大きく飛躍しようではないか。は電車に乗って横浜までよく出かけたものだ。長い長い堤防に一人腰をおろし」…..…足をぶらぶらさせるたびにさびたゲタが固い堤防にぶつかるコッン、コッンという音を聞きながら、ぼくは終日海をながめた。海を見ていた二十歳俳優渥美r一再主月も、JJ。二十歳のみなさん成人おめでとう。今日から、購れておとなの海の向こうに何か力ある。……‐‐・夢は創造だ。夢のない一生なんて貧しいものだと思う。ぼくが、寅さんにひかれるのは、夢を追い続けているからなんだ。一生懸命に、いや、本当に一生懸命に生きようと、寅次郎は寅次郎なりに努力している。いつかは、まつとうな生き方のできる男になりたいと、今日も寅さんは自分の可能性に挑んでいる。成人きれたみなきん、おこがましいことはいえないが、夢を忘れず、一生懸命に生きる努力をいつまでも続けてほしい。lぼくはそう願っています。二十歳のみなさん国民年金に加入しよう巳0歳難浅:齢#仲間入り………・あなたはいま一人の社会人として新しいスタートを切ったのです.選挙権を行使できるほか、財産上の取引も自分の意思でできるなど法律上、一人前のおとなとしての扱いを受けると同時に、国民年金にも加入できるようになります命いま成人式を迎えたばかりのあなたにとって、老後の生活l年金などといっても、まだまだ遠い先の話と思われるかもしれませんが、人間だれも年をとります。老後の生活設計は、若いうちから考えておくのが賢明です。そのためにも二十歳になったのを機会に国民年金に加入しましょう。自営業や自由業の人、あるいは家事手伝いの人などは、必ず国民年金に加入しなければなりません。昼間部の学生さんや他の公的年r可金制度に加入しているサラリーマンなどの奥さんは、希望すれば加入できます。なお、厚生年金制度など職場で加入する他の公的年金に入っている人は、国民年金には加入できません。国民年金で老後をより豊かなものに。……・保険料は一ヶ月三、三○○円(四月からは三、七七○円)です。【峰昨年の成人式.ーT''.''..‐…-?鴛鷺織勇さ広報駕瞳洪愛f重く蔑爵鴛鴛費:軍顎室鴛塵鴛ぞご雪憧毒章堂堂童箪童ご堂軍第三鷲菖:罵翼鷺:笈巽室冨需-145-
元のページ