広報じょうほく No.194 1979(昭和54)年 8月
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一地震]雷:火事・おやじ〃ある日、突然、何の予告もなしに襲ってくる地震の恐ろしさは昔も今も変りはありません。私たちは、地震の発生そのものを防ぐことはできませんが、被害を鐙小限にくい止めることはできます。そのためには、.地謹に対する正しい知識をもって、日ごろから、いざというときの物心両面での.準備を怠馬ないようにすることです。九月一日は『防災の日』です.この機会に、あなた自身の防災対策を〃再点検〃してみましょう。r、月1日は)9月1日は-青く防災の日:驚蕊…………………謝鍵…雲鰯"…露,地渡が起こるのを前も二L知ることができたら。……・・これは、地淡国日本に住む私たちの長い間の夢でした。ところで、その夢が現実になろうとしているのです。地謹は、地球をおおっている岩石の大規模な破壊現象ですが、岩石はいきなりこわれるのではなく.まず小さな破壊から始まります。つまり、大規模な地震が発生するときには、小菩な地震がかず多く起ったり、地殻の変動が見られるなど、大なり小なりいくつかの前兆現象が生じます。これらの前兆現象を観測することによって「いつ」、「どこで」、「どのくらいの規模」の地震が発生するかという〃地震の三要素〃について、おおよその見当をつけることができます。これが、地震の早期発見、即ち地震予知です。このため、国は、東海地域をはじめとし全国的に地震予知の観測研究を実施するなど予知技術の向上に努めてきました。この結果、マグニチ『-1ド8程度の大規棋な地震については、ほぼ予知できるまでになりました。このような地震予知技術の向上を背景に、昨年、大規模地震対策特別措置法が制定されました。地震予知と私たちの暮らしr可室内の有効利用で寺〈ベ・…スを広く・…..…とばかり、物を上へ上へと積むのは危険です。家具や棚の上に置かれたテレビや装飾用の極き物、ガラス器具など重いものや鋭利なものは、せめて、腰の位謹より低いところに置くようにしましょう。また、家具類の収納物も重いものを下に入れて重心を下げ洋服孝一スや奉棚食器戸棚などが倒れたり、棚のものが落ちてきて死傷者を出すケー益があります。家具類はL字型の金具なので柱や壁にしっかりと固定しましょ、「ノ。この法律は、一口にいえば地鯉予知悩報を防災対雄に生かし、地震から、私たちの生命を守り、財産の被害を少なくしようというものです。これだけの備えは是非必要蝋』さて、不意に襲う地震の恐怖は、消火の手を遅らせがちです。延焼の原因となるような可燃物、l灯油、食用油、ベンヂン、ヘアスプレー、殺虫剤、塗料など燃えやすい日用品は、火を使う場所から三一天か必要-1『天井や壁にとりつけられた照明器具や額、時計、装飾品などは、地震時には「降る凶器」に一変します。堅固に見えるシャンディリアも取り付け方によっては危険な落下物です。くれぐれも点検をお忘れなく。なお地淡予知はや(と実用化のメドがつきはじめた段階であり、一○○パーセント確実とはいえません。恐ろしい地漉の災害を少しでも防ぐために、国は地謹予知体制の充実を図りながら、地漉に強い国づくりを目ざしています。r一コ次に伽えておきたいものは「非常持ち出し袋」と「救急医薬品」でしょう。電気、ガス、水道が一時的にせよ止まったり、避雌場所によっては、水、食樋などの供給がすぐにできない場合があります。いざという時のために非常用持ち出し袋を作って、必要なものを入れておくなどの心榊えがほしいものです。また、災害時には、負傷したりやけどを負ったり、煙で目をやられたりします。そんなときのために必ず医薬品の用意をお忘れなく。そして、応急手当の方法も身につけておくことも必要でしょう。遠さ’一確実に保管lまし『そこで欠かせないのが消火器です。ぜひとも完備しておきたいものです。また、ふだんからバケツに水をくんでおいたり、いつも風呂には水を張っておくなど、いざというときに役立つよう心がけま,I)P小、「ノロ55ウ■オーーーーー凸押碗弓-------,m?ロー-.qA,-…----ニーーーーーーーーーー帝一Ca■■L…ー=‐〆一一直一畔■咽ウゆ一一▲_皇-.-1■山=・砂…C占竺,毛凸一_..。二皇一-弓広幸艮一ど織悲-.う-ほ-〈”6--…一一■ー軸Q一一~一喝空一戸勺一瞬fローーマ-86-

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