広報じょうほく No.194 1979(昭和54)年 8月
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増え続ける。.■-…--…瞬評一一鋼一.雪…ニー"割今凄…”=雇一Gdr-蒔壷配一昨年は過去10〃インベーダー〃のゲーム代金ほしさに、友だちをおどしてお金をまきあげたり、万引をして知人に売りつけたり.……:少年非行が相変らず増加の一途をたどっています。戦後の少年非行は、昭和二十六年を中心とする第一のピーク、三十九年の第二『そして四十九年から始まる第三のピーク期の〃三つの波〃があります。そして、第三のピークは年々増加を続け、昨年は過去十年間で最悪の記録となりました。その背景には、少年をとりまく社会環境の悪化、享楽的風潮の増を数え前年に比べ一息約一万〆千人(約十五%)もふえています。罪種別に見ますと、窃盗が八割近くを占めており、その手口はいわゆる「遊び型非行」といわれる万引や乗り物盗(自転車、自動車オートバイなどの盗み)が一番多いのが特徴です。これらの刑法犯少年を年令別にみますと、四人に一人が十五歳で前圧に比(+五髭α夫幅這昨年一年間に、凶悪犯や窃盗犯一番多く、次いで十六歳、十四歳など刑法上の罪を犯して補導されの順になっており、学職別では中た少年は、全国で約十三万七千人学、高校生が全体の約七十パーセを段え、苅年に比べて約一万八千ントを占めています。中学・高校生か七一割rl大、あるいは進学競争の落ちこぼれなど、さまざまな問題が考えられます。しかし、少年を自殺にまで走らせるのも》思いとどまらせるのも、やはり「家庭」ではないでしょうか。子どもに対する無関心、放任、話し合いの欠如などが親子間の断絶を生み、子どもの不平不満を高め、その結果、非行に走るというケースが多く見られます.『うちの子に限って……」という自信も結構ですが、この機会にあらためて、家庭でのコミュニケーションについて考えてみてはいかがでしょうか。「かぜは万病のもと」といわれます。いろいろな病気の〃引き金〃になるわけですが、そのカゼにも本格的になる前に潜伏期間があります。クシャミをしたり、体が何となく熱っぽかったり、だるかったり…・…:。こうした潜伏期間のうちに適確な処謎をしておけば、大事にいたらないですみます。非行という〃心の病気〃にも潜伏期間があります。早目に手当てをするためには、ふだんの〃健康状態〃に注意していて、変調を一日も早く察知することがまず第一です。非行化への〃潜伏期間“に見られる典型的な症状のひとつに「ウソ」があります。ウソをついてはいけないと知りつつも、時にはウソをついてしまうのが人間ですが、そこで、何のためについているのか、ウソの背景を見分けることが大切になります。ついてもかまわないウソ、聞いている方がウソだと心得ていれば害のないウソ、かくしごとや悪いことをしていて非行化につながるウソ、.…・・いろいろなパターンを判別することが大切です。非行の年令は、反抗期とも密接に関連します。「自分がウソをつきr~可子供の『ウソ』は要注意ました』というよりも「さっき自分じゃないといったのはウソでした」という方がいいにくく、勇気のいるものです。ウソの〃追及〃が、逃げ場のない厳しい追及や非雌では、せっかく見つけた非行化のきざしも、つみとるどころか逆に大きくしてしまうことにもなりかねません。ウソがウソを生んでゆくのです。ふだんから子供の〃心の健康状態〃をよく知って「ウソは悪いこと」と頭から決めずに、その原因をよく理解してから措澄すること。これが非行防止のポイントです。う限ちとこど一3皇輝調受-1穿悲・-う観ほ<翫渓押一…い…--座F~…一守町一一■….一…-,.曲.,.-…・ロ■a-仙砂.=Q=己q、...-争身一・一軍.一一ロ■■・一画・輯■酷。一ー日・凸,ロ叩一判-83-
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