広報じょうほく No.183 1978(昭和53)年 9月
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昭和53年9月15日広報じようほ〈(3#円も五十万円も経費をかほられないし、これでは農業をやる人も少くなってしまいますね。夏の作物は水が肥料であるといっても過言ではない程に水が大切であるわけです。頼みの現金収入源である牛労や山芋も、水不足のために成育が止ってしまったし、売り物にはならない状態です。これから先、どうして生活してゆくか途方にくれています。」また言石塚のある商店の経営者は。..・・・・…すと陸稲は勿論、常北の特産物ともいえる牛芳や山芋も、秋の収穫は見込まれないという話しですしわれわれとしても死活問題です。本当に困ってしまいました。」以上は町内の一部の方がたに匡名でインタビューした内容のあらましですが、現地をまわってみても、その被害の実態はすさまじいもので、改めて天災の恐ろしさにおどろきました。錘「鴬常北町のように膿業が主流をなす地域での商売は、農作物の出来不出来が直接影響してくるので今年のような大干ばつが発生すると、われわれ商店も大打撃を受けることは必至です。。特に、お盆以降の売り上げ蛙激減し、八月下旬から九月にかけては例年になく売り上げがあがらない状態ですし、真剣さはつのる一方です。農家の方も、不作を考えてか出費を少くしているのでしょうね。聞くところによりまこのような大干ばつによる被害が続出している中で、那珂西外の内、天神地区で実施されているスプリンクラーにより瀧水されたほ場ま、干ばつどこえやら、陸稲の成育は目をみはるばかりで、今、効果が大きかったスプリンクラー重い穂首を垂らして秋の収穫を待っています。しかし、ここにも水不足の波がおしよせ、スプリンクラーも満足に述極てきない状態におちいり、深刻さはつのる一方のようです。◆◆◆◆◆◆町では、こうした状勢に対処し、今後、農家の方々の経営に関する手助けや指導等を行うため、干ばつ対策に関する議会経済委員会を開催したりして協議jを重ねているところでてすが、早急に具体策を謎講じたい問題だけに各天農家からも大きな期待くがよせられています。稲県の段階でも、特別韮融資や利子補給など具れ体策をうち出しているたところであり、町でも華これらの施策に呼応し穂た施策を講ずるべく、、重目下調査研究中です。角禽角負▲毎月1日は,常北町交通事故ゼロ.歩行者優先の日-799-

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