広報じょうほく No.181 1978(昭和53)年 7月
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(鱈広報じようぼく昭和53年7月15日衣づれの香に似て藤の花垂るる久野美沙子すかんぽをかみ故郷の母を恋ふ宮本昭子竹林に皮を散らして風通る安藤愛子ぬいぐるみが満員の部屋のバラ杉山幸子水郷に来て無心なり真菰風一木雄一郎新緑の香にぬれて逃げられず鯉測寿美恵梅雨の宿あっけらかんと独り言小貫まさを若荷の子取りつ、隣家見えてをり磯部きよ寝苦しき一樹に走り梅雨の雷吉元つる代鶏逃げてより荘々と梅雨の空磯部初江灯のともり浮葉の陰にまた浮葉猿田道男誕生日句集の色の五月晴大津裕子梅雨空や孫の産衣は部屋に舞い浅野きぐえ水運の紅に金魚の日うすし桐原広ふるさとは青葉若葉の峰つたい寺門雪…ぬ…●常享北俳増09……9卯の花のひとひら似て前歯おつ山本節子子育ての雨の日遠きかたつむり川上千代子沈黙の硬さで通る畦の蛇原勝男張り替へし青き畳のうすきかび萩谷ふく病みたへし身をいたわりて梅雨時●雨小松登美子梅雨近く笥の病葉ふる如し川又冷泉燕の巣土間をはきつ、見上げをり杉山元史手紙は人の心と心を結び、心の支えともなるものです。今年、進学や就職をされた方も、ようやく新しい生活環境になれたことと思います。この時期にぜひ、ご家族恩師、お友だちなどへ近況報告を兼ねたお便りを出しましょう。ご家族やお友だちなどから、進学された方、就職された方への励ましの手紙も喜ばれます。日ごろの感謝の気持ちを手紙に託して贈りましょう。郵便局だよりお友達や身近な人へお便りを石塚の「新富士」さんで珍らしい猪豚が誕生しました。二年前、ご主人が生後まもない雄の猪の子をつかまえ、努力の結果、餌づけに成功したもので、雌の豚と結婚?し、九匹の猪そっくりの猫豚が生まれ、元気よく遊びまわっています。珍らしい猪豚誕生ル▲元気にはし'やぐイノプタ君蕊去る六月十日、十一日の二日間常北さっき同好会(会員十六名)によるさつき展示会が町公民館で催され、かけつけたたくさんの方々は、展示された一六○鉢のさつきの美しさに魅了されていました。盛況だったさつき展¥鋼蕊ツ蝋”一《▲はなやかな会場風景-783-

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