広報じょうほく No.178 1978(昭和53)年 4月
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広報じようほく(7)ii召和53年4月1511す。今後十ヶ年の長期にわたる施策でありますが、これらの影響を農業をまもる完全補償運動の推進等で極力回遊しながら、新たに農業の発展に役立つよう努力してゆきたいと思います。従って本年度は、被害農家の再生産力を補償するため、単位当り共済金額を水稲及び陸稲については二七○円、麦については一七C円に引上げるとともに、蚕繭については春蚕の箱当り共済金額を二五○○○円、初秋蚕繭及び晩秋蚕繭については箱当り共済金額を二一○○○円にそれぞれ引上げ、補償の充実を図ってまいる考えであります。また、損害防止事業として、一簡易水道特別会計(歳入う(単位~千円》分拙金負担金般会計に水稲航空農薬散布の共同防除を計画し、昨年同様二○○万円の予算を計上し、ドロオイ虫、二化メイ虫、カメ虫及び穂首イモチ等の防除を実施する予定であります。家畜共済については、昨年より町が一割保有し、寅任を負うこととなったので、乳牛、肥育牛、肉用牛の全頭加入と、豚についても加入推進に努力いたします。また、乳牛の桔核、プルセラ病の検査等も実施する予定であります。なお、農難此済事業運営協議会及び損害評価会の運営の適正化を15,8394.8%以上:一般会計及び特別三会計の概要について申しあげましたが住民の行政需要はますます増大しているにもかかわらず、税の大巾な自然増は期待できませんので、多額の財源不足に見舞われたため国、県支出金の導入、起債の活用財政調整基金の取り消し及び水道はかり農家の期待に漆うべく配慮し予算を編成いたしました。各勘定ごとの予算は別表のとおりであります。むすび簡易水道特別会計(単位~千円)予備vv8,9Hi(歳出料金の適正化等あらゆる手段をつくして財政収支の均衡をとる異例の予算案でありますが何とぞご了承賜わりたいと存じます。従いまして、財政上やむなく削除又は減額した施策もございますので、年度途中財源にゆとりを見出し得れば追加補正する考えであります。なお、施策が総花的であるというご批判等もあるかと思いますが住民の要望が多種多様化している現状からやむをえない姿勢でございますので、どうかご理解いただきたいと存じます。四会計総額二三億七一四○万一-千円という巨額となりました本年度予算の執行にあたっては、職員とともに使命感を肝に命じ全力を傾け対処する決意でありますのでどうか議員各位の一層のご協力とご鞭握を賜わりたくお願い申しあげます。農業共済特別会計農作物共済勘定一一一一一一一一28,761千●円蚕繭共済勘定一一一一一------502千~円家畜共済勘定一一一------14,138千●円業務勘定一---------19,315千円総合一一一一-----‐62,716千円-741-

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