広報じょうほく No.178 1978(昭和53)年 4月
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広報じようほく昭和53年4月15日(験今年度予算一般会計歳入の(単位~千円)財産収入その16,0910諸収入60,390使用料及び手数料20,684繰越金50,㈹0繰入金35,㈹019,0001.2%得税交付金000.9%67.5294.2鶴⑪社会福祉の充実老令人口の増加、核家族化により生ずる老人福祉をはじめ、心身障害者、母子家庭等社会の断層にあえぐ人びとの福祉をどう高めてゆくかの問題は、国政レベルでの社会福祉、社会保障もさることながら、地方自治体においてもそれぞれ地域の実態に即応したきめ細かな施策が求められております。そこで、私はまず福祉活動の拠点となる社会福祉協議会の助成金を増額するとともに、老人の福祉向上と生きがいを高めるため、老人クラブの育成指導等にも厚みを加え計上し、更に各種福祉団体の育成費にも十分配慮いたしました。また、婦人の職場参加等による保育事業への住民要望に応え、二つの保育所に対する運営費助成金も増額計上し、内容の充実など保育事業の振興を指導してまいる考えであります。更に、ねたきり老人及び心身障害者体策については、ホームヘルパー活動の徹底を期し、在宅指導を図るとともに、僅かな予算でありますが、ベット並びに福祉電話の貸与等も計画いたしました。しかし、福祉事業はさまざまな内容を含み、その充実は公の機関ですべてが解決できるものではありません。地域住民の理解に基づく連昔里墨識と相互扶助の精神による、共に生きようという姿勢が是昭和五十三年度は、冒頭に申しあげましたような内容で、住民の行政需要への対応と健全なる財政運営確保の双方の観点から、バランスのとれた予算とすべく最善の予算まず消防力の強化でございますが、安全の保障こそ何ものにも優る住民サービスと考え、防火貯水槽大型四基の建設をはじめ、消化栓の増設等一千二百余万円の事業費を計上いたしました。更に、第六年次を迎える国土調査の推進、交通安全対策及び総合計画の見直し等々重要な問題が山積しておりますが¥それぞれ所要額を計上しましたので、これが執行に最善をつくしてまいる所存であります。以上で主なる施策の概要につい,てご説明を終り、次に予算の内容について申しあげます。その他の行政施策非必要でございますのでこれらの啓発も前向きに対処してまいりたいと思います。なお、保健衛生の推進についても行政と住民が一体となって、衛生思想の普及、住民健康診断の推進、伝染病予防対策、及び清掃美化運動等に取り組んでまいる考えであります。努力をつくし編成いたしました。①一般会計まず、昭和五十三年度一般会計には一六億二四七四万円を計上し歳入は一般財源として九億四七八万九千円、更に事業に伴なう特定財源として七億一九九五万・一千円を計上しました。歳出の費目別内訳け及び性質別内訳けは別表のとおりであります。②特別会計H国民健康保険特別会計住民の健康保持増進は福祉社会の基盤でありますので、医療制度や健康保険制度を通じて、この目標に向って努力してまいりました。しかし、年々増加の一途を辿る医療費が、本年は九・六パーセントの値上げとなり、前年に比し保険給付費において約三八○○万円の増加が見込まれでおり、この費用を如可にしで稔出するか大きな課題となりました。この苦難をのりこえるには、この制度の基本でもある加入者の負担増もやむをえないと考え、保険税において最少限の六・五パーセントアップとし一般会計繰入金を前年より二○○・万円増加して、不足財源に充当し子算総額において八・八パーセント増となりました。保険施設費については《保健婦の設置費用が一般会計になりましたので、大巾なる減になりましたが、今後は、町一本化した保健衛Q〕qU7/

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