広報じょうほく No.176 1978(昭和53)年 2月
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昭和53年2月15日広報じようぼく(6:ふえつづける医療費国保の被保険者がお医者さんにかかった時、三割をお医者さんの窓口で払い、残りの七割は、保険者(町)が支払っていることは御承知の事と思います。この、町で払う七割分は、国の負担金と、国保の被保険者の納める税金によってまかなわれています。こうしてお医者さんに支払れるお金(医療費)は毎年ふえつづいています。ふえる理由には、一人あたり受診回数がふえるためによる自然増といわれるものまた、医療費の値上げ、薬価の改定等によるものとあります。平均、九・六%アップ二月一日から、初診料・入院料・手術料、歯科の技術料等を中心に平均九・六%引上げられることになりました。今回は、医科・歯科ともに技術医療費平均九・六バーセントア乳ブ歯の治療には、全部、健康保険や国民健康保険でもらう保険診療と、特殊な材料を使うことを希望した場合に、その費用を、患者が負担する自費診療がありますが、二月一日からこの自費診療の一部について「材料差額制度」が実施されることになりました。この制度は、前歯上下各六本の治療にかぎって実施されるもので、金をかぶせたり、つめたりするに重点をおいて、引き上げられ、附添看護料、差額ベッドなど保険外負担の解消、歯科差額の是正と、被保険者の負担を軽減する方向を目指しているのが特徴のようです。被保険者自身の負担にこのふえた医療費は、誰が負担するのでしょう‘か。国の負担割合は定められていますpだから国保税によって補うということになります。つまり被保者自身の負担が増加する訳です。二日二[目から歯の治療を受ける方へ’二月一日から材料差額制度実施Iことを希望する場合その金の価格から、保険で使用できる金属の価格を引いた差額を、患者が負担すればよいことになります。詳しいことは、窓口で御相談下さい。医療費の節約を被保険者の皆さん、医療費の節約と言うことを考えてみませんか。疲れたから、・虫にさされたIとなんでもかでもお医者さんに診てもらうと言うことはないでしょう.か。その反対に、こじらせてしまって長い療養を必要とするまで、うっちゃっておく。ムダ使いに通じるのではないでしょうか。病気は、早期発見、早期治療が一番望まれる正しい態度です。本当に体の具合が悪い時はお医者さんにかかれねばなりません。そのために、日頃の健康管理が必要なのではないでしょうか。去る二月五日執行されました参議院(地方選出)議員補欠選挙は町内十二ケ所の投票所で、午前七時から午后六時まで投票が行われました。晴天に恵まれたものの、有権者の出足は鈍く、投票率が前回の参院選七二・七パーセントをはるかに下廻る四九・一四パーセントにとどまりました幻ちなみに内》今回の投票率と各候補者別得票数は次のとおりです。当月の有権者数七七三五人投票者数三八○一人投票率四九・一四%内訳男一八六四人・五○・二二%女一九三七人四八・一五%岩上二郎石川達男海野みきお高田がん参議院(地方選出)議員補欠選挙二七九三七一○二一五三五投票率は四九・一四パーセント票票票票行動で示そう…ありがとう運動無効投票持ち帰りあいさつを.……・親切・いたわ、りを。…?.…はげましを………・感謝・お礼を。……・四七票一票※笑顔で明るくさわやかに忘れるな補償と苦悩は一生涯-718-二五二八三七四五八

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