広報じょうほく No.175 1978(昭和53)年 1月
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広報じようほく昭和53年1月10日(2:町民の皆さん、明けましておめでとうございます。輝かしい昭和五十三年の新春を迎え、皆様のご健勝を心からお祝い申しあげますとともに、平素からの町政に対するご理解とご支援に対し、深く感謝申し上げます。昨年は、不況ムードの中で、多くの問題を含みながらも、議会をはじめ町民各位の英知と良識により、し尿処理場、吉山小学校体育館、町営住宅、総合運動公園の野球場建設及び上入野寺井坂の改修をはじめとする各種土木事業の年度内完成の目途がつき、町政は一歩一歩前進し、まことにご同慶にたえません。‘本年も、これまでの跳進の上にたって、生きがいのある町づくりのため、人間優先の町政を積極的年頭のごあいさつ常北町長石川稲賞に推進してまいる考えであります種従いまして、お約束し、いまだ未解決の上下古内地区の水道、石塚地区の水源確保事業及び、ごみ焼却場建設を最優先の課題としてさらに道路、教育文化施設の拡充福祉の充実等に尚一層の力を注ぎ皆様の生活環境をより豊かにしてまいりたいと存じます。さらに、当面の大きな課題であります米の生産調整についても、食管制度を堅持する上からもやむを得ない施策と考え、関係農家の理解と協力毎得ながら前向きに進めてまいる考えであります。なお、財団法人がすすめております健康福祉の郷づくりについても前向きに対処し新時代にふさわしい百年の大計を確立し、常北町に住むことの楽しさを味わうことのできる郷土づくりに適進する覚悟でございます。再選以来三ケ年を経過し、任期も余すところ一年となりましたが最終年次に未処理事項のすべてを賭け、多くの美しい花を咲かせ、豊かな実りをもたらし、町民のより高い幸せを求めてまいりたいと存じますので、各位の変らざるご指導ご鞭推をお願い申しあげ、年頭のごあいさつといたします。議会議長根本恒男輝かしい新春を迎えるに当り、町議会を代表して、町民の皆様につつしんで新年のご挨拶を申上げます詞。浅学非才な私が、昨年一月町議会に於て、はからずも議長の重責を負うことになり、今更ながらその使命の重大さを痴感いたしております。その後私は、議会の円滑な運営と町民の皆様の声が町政に反映されるような状況づくりのために、ひいては町政の伸展のため努力を続けて参りました。昨年はうち続くインフレと不況により、町民生活は極度な圧迫を受け、地方財政の危機的様相が更に深刻化の一途をたどるなかで、暮れました。一方町民の皆様の町政に対する新春を迎えて要望は、ますます高まっております。このような状況の中で迎えた昭昭五十三年は、常北町にとって極めて重要な年になると思われま主即ち農産物の需要の動向に即した水田利用再編対策等諸今の重要な問題が山積しております。然し乍ら厳しい財政状況が存在するなかで、執行機関と相協調して、国、県に強く働きかけ、最大限の行政効果をあげるため、一丸となり努力すべきであると考えております。どうか本年も一層のご支援をお願い申上げ、皆様の幸せをお祈り申上げて、新年のご挨拶といたします。年頭にあたり新らしい年のはじめにあたり謹教育長今瀬茂んで皆様方の御健勝を心からお喜び申しあげます。早いもので任期の四年間が過ぎてしまいました、その間の皆様からお寄せいただきました御厚情に対しまして更めて御礼を申しあげます。今日自治体の行政内容はますます広汎になり且つ多岐に亘ってまいりました。加えてそれらの向うべき方向づけにしても本当に容易でない時期に到達しております。でも私共はこれらの町行政の需要にこたえ、行なわれる諸事業が真に町民のためになり且つ町民のものとして価値あるものに完成して行かなければならないと思いますそして私共は特に与えられている教育行政を通じてこの面の向上発展に鋭意努力を続ける所存であります。町の発展は帰するところこれを実行してゆく町民みんなの教養と能力の如何によって、うらづけされると言われ、教育の重要性は、いよいよ、より多くより強く要請されて来ております。従いまして教育施設の充実と相侯って教育活動の活発化により町発展の根本動力としての力の高揚に専念したいと思います。変らざる御支援御指導奔王ろしくお願い申しあげます。棄権して誰にまかせる国のかじ-702-
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