広報じょうほく No.173 1977(昭和52)年 11月
9/12
広報じようほく(9;;昭和52年11月15日夕食のあとかたづけを済ませ、い柴蘇つみて玄関までが妻の城そいそと内職にとりかかる関野福次郎電灯の消えた台所の片すみでコオ縁起とは知りつつ老へて片見月ロギが一匹鳴きはじめた久野みさ子虫けらとはいえ、こんなにも美し亡き母の面影匂ふ秋袷い声を出すなんて:……・鯉測寿美恵内職の手を休めて、しばらくその高原の秋の赤富士裾野まで声に耳を傾輔る原勝男ひるまの雑踏の中での生活とは全筆をもつ手もと明るし十三夜くかけ離れた秋の世界宮本昭子それでも時折、風のようにシュル静かなる走行音の十三夜ルーと車が走り去って?一木雄一郎一カーテンをもたげて窓の外を見る朝霧の刈田に白き烏の期つ一ひんやりとした風がほほをなでる川上千代子|どの家の窓にも灯は見えない霧深し隣家もそれと定かには一この世に私一人が存在しているか川又冷泉一のような静かな夜》人訪へぱ居留守のままに後の月一時計の音がせまい部屋の中にはね小貫まさを一かえる満つ潮に橋ひくくなる後の月-す‐田仕舞の裸火二つ十三幅訊好郎一カチヵチヵチ、やがて十二時、を指コオロギの声もいつの間にかやん小野草葉子一でいたゴゴーッゲンプが家をゅるが(城北句会選言鍔秋の夜吹上一袴塚末子せて通り抜けるそろそろ寝ようか、明日が侍ってるか』らおやすみなさいコオロギさん明日の晩もきれいな声を聞かけてね一常北中の歩く会一十六年の歴史をもつ常北中学校一の歩く会は、去る十月二十五日、静峯公園、古徳沼、県民の森、上泉を結ぶ全長二十五・二キロメートルのコースで行なわれました。午前七時、学年別にスタートした生徒は、教職員と合わせて五百三十名となり、「団体行動の意義を考え実際の訓練の場とし、質実剛健の気風を養う。“…….:.…」の目標を達成して無事終了しました。▲25キロは近いかな去る十月十日の町民運動会に町体育協会剣道部では、今年はじめて野試合をプログラムの中に入れて、小・中学生の豆剣士たちが日頃、剣道教室で鍛えた腕を競い、秋室のもと、頭上の風船をボンボンと割って拍手をあびました。豆錘士運動会に初出場▲勇敢に戦う豆剣士晩秋を飾る恒例の菊花展は常北町菊花会と観光協会の共催により今年も薬帥寺境内において卜一月一日から二十四日までの会期で開催されています。十二年月を迎えたこの展覧会は年々鉢数も増えて、今年は百七十鉢が出品されており、菊づくりの技術が高度に成長したものと高く評価されております。常北町菊花展△秀作がずらり……・・'」、さい手も上けれは大きい赤信号-687-
元のページ