広報じょうほく No.171 1977(昭和52)年 9月
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(9;広報じよほく昭和52年9月15日◎青酸ガス。ごく微量でも胸をしめつけるような痛みと呼吸困難を起こし、死ぬ危険がある。◎アンモニアアルデヒト・粘膜を刺激し肺をいためる。◎トルエンベンゼン・神経をマヒさせる。◎塩素、塩化水素・刺激性が極めて強く、眼、鼻などに充血、刺激痛を起こし、肺水腫から呼吸困難四肢障害児と瞳生まれつき手足及びその指、又は耳介の欠損している子どもをいいます。症状と燃えると危ない新建材参加を呼びかけています「先天性四肢障害児父母の会」茨城支部を起こす。以上のような恐ろしいガスは、みな美しい新建材の中に含まれた材料から、火事の場合、ボヤでも発生するかも知れない有毒ガスの一部です。現在の新建材は何んらかの形で合成樹脂が使われていますが、いちいち原料を知ることは出来なくても、危険があるということだけは知っておきたいものです。して峰手足や指の欠損、ゆ着、合指、裂手、関節異常、発育不全などさまざまですが、遺伝ではないらしいというものの原因がわかっておりません。「先天異常、即ち遺伝である」との偏見が根強く、子どもや家族のうける精神的苦痛は大変なものです。この苦しみを二度と繰りかえしたくはありません。私たちの子どもが親となる時、安心して子どもが生めるような社会になることを心から望みます。それには先天異常の原因が究明され、その発生が予防されるようにならなければなりません。先天性四肢障害児の原因と実態究明に私たち親が自ら立ちあがり、又、行政にも働きかけて、子ども達のかかえているさまざまな問題を解決すべく「先天性四肢障害児父母の会」を結成いたしました。全国で三五○家族、県内で八家族が参加しておりますが、決してこのような少数ではないと思います。ある学者は「先天異常が生ずる危険の前では、全ての人びとが平等である」といっております。四肢障害児をもち、悩んでいる方を少しでも救うことができれば嬉しく存じます。ぜひ、次にご連絡ください。|T三○六古河市桜町九ノニノニ○二佐藤怜子電○二八○’二二’五六○三◎五○○○○円金正呉服店金井益男氏店舗の改築披露行事の経費を節約したお金を寄託されたものです。◎六○○○○円常北町遊技場組合代表群翫恥毒牽パチンコ場内の経費を節約して年間十二万円を善意銀行に寄託する協定をし、その上半期分として寄託されたお金です。感謝を申しあげます。◎冷蔵庫一台根本商事根本みつえ氏役場庁舎内で活用してくださいと寄附されたものです。動物愛護週間善意のともしび9月20日~26日動物は、正しい飼い方で愛護しながら育ててください。特に畜犬は、年一度の登録と年二回の狂犬病~予防注射が義務づ吟られておりますので、必ず受けてください。また、放し飼い・は絶対にやめるよう心がけてください。老年とは何か!……解釈はまちまちです。もちろん「老年」を生物学的にも社会学的、心理学的にも、コョミの年齢だけでは測れません。これは「老化」という現象自体に個人差がつきまとっているからです。そこで、結局「老年」とは、生活環境に適応してゆく能力とか、自分自身を統合してゆく能力が減退してゆく時期といった常識的な線しか出てこないわけです。定年以降を老年とみることは、元気な人にとってこんな屈辱はありません。さて、十五日は「敬老の日」でした。毎年、企業からの定年退職者は二十万人にものぼるといわれています。退職してしまえば、とたんに組合組織からは見放され、社会補償も十分でない今日では生活の安定もゆらぎ、健康にも響いてきましょう。老年期は、すべての人に必ず訪れる時期です。この日に限って老人にチヤホヤするのは見苦しいものです。幼年から壮年まで、老後のしあわせとは何か。ゆっくりと考えて行動したいものです。瀧競老年と老化;溌溌子がまねる親からなくそうとび出し横断ハハプーCO/-

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