広報じょうほく No.170 1977(昭和52)年 8月
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(5;広報じようほ昭和52年8月15日二日間の日程で茨城県・内の農業視察を行っている。アメリカ合衆国農務省経済調査局農業経済専門官・ウイリァム.T・コイル氏とアメリカ大使館農務官、茨城県畜産課の方々の一行は、去る七月二アメリカの農業経済専門官△熱心に匡唇問するコイルさん今回視察された県内四ヶ所の大規模経営農場の中でも、早瀬農場はトップクラスで、四ヘクタールの敷地内に一九八○○平方メートル(六○○○坪)の鶏舎が並び、中には八五○○○羽の採卵鶏がおり、一日約三・五トン(約六○○十九日、午前九時三十分より約二時間にわたり、常北町の養鶏家、早瀬農場を視察しました。早瀬農場を視察△広大な鶏舎この制度峰建設現場で健く人たちのために国がつくった制度で現場作業員がどこの現場で働いても、働いた日数分の掛金が全部通算され、建設業の仕事をしなくなったときに退職金が支払われるという、いわば業界ぐるみの退職金ともいえる制度です。そのため、全国の建設業の事業主全員に加入していただくことが何よりも先決といえるわけです。@制度に加入できる事業主およそ建設業を営む者なら誰でも加入できます。総合、専門、職別、元請、下請の別を問わず、専業でも兼業でも、また、許可を受けているといないとにかかわりなく、いわゆる一人親方(一人親方は、任意組合をつくって集団で加入することになります)でも、す○○個)の卵を生産している県一内でも最大級の養鶏場で、十八名の従業員の手により、最終コース、最新鋭の設備を誇る選卵場から出る卵は、主に東京、水戸、日立の中央市場に出荷しているというこ建設業退職金共済制度を'rGr●吾やLヨゼ。.》一〆f寸ヘで加入できますご@対象となる労働者の範囲現場で働く大工、左官、とび、土工等はもちろんのこと、電工、配管工、塗装工、運転士、現場に雇われている事務員など、その職種のいかんを問わず、また、月給制とか日給制とか、工長、遜長、世話役などの役付であるかどうかにも関係なく、いわゆる出稼労働者も含め、建設業の現場で働く人.たちの殆んどすべての人がこの制度の被共済者となれます。、制度の特典○事業主が払い込む掛金は、法人の場合は「損金」、個人企業の場合は「必要経費」として金額免税になります。また、掛金は作業員の給与所得にも含まれませんから所得税の源泉徴収の対象にはなりとでコイル氏も.規模の.大きさには驚きの目をみはり、経営内容等について1、詳細にわたり専門的な立場から熱心に質問され国際交流の面でも所期の目的を達成して視察を完了しました。福祉手当制度が改正○福祉手当の月額五千円が五千五百円に引き上げられます。○福祉手当の支払日一月、五月、九月の三期から、四月、八月、十二月の三期に改められます。ません画○作業員の受ける退職金は、退職所得扱いとなりますが事実上税金はかかりません。○退職金には、五%ないし一○%の国庫補助金がつきます。○この制度に加入している事業主は「融資」を受けられます。、掛金の納め方共済契約を結んだ事業主は、もよりの金融機関に「共済契約者証」を提示して「共済証紙」を買い、働いた日数に応じて、それぞれの作業員の共済手帳にはりつけ、消印をすれば掛金を納めたことになります。共済証紙には赤証紙(従業員が三百人以下)と青証紙(従業員が三百人以上)とがあり、一日券は百二十四円、十日券は千二百四十円で販売されています。その他詳しい点につきましては次にお問い合わせください。@建設業退職金共済組合茨城支部水戸市大町三-一Iニニ建設センター内電(水戸)○二九二⑳五一二六-653-

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