広報じょうほく No.166 1977(昭和52)年 4月
3/12

広報じようほく'31昭和52年4nis日発行三月定例町議会環唖遮1J疎』一般会計予算は新1J年保証できますが、不足高騰と二つの不安が大きくのしかかっており思いきった水道行政の改革が呼ばれていることは今更申し上げるまでもありません。昨年度その改革の一手段として豊富なしかも安定した水源を確保することとし、那珂川表流水の取水事業計画をたて縦会にお諮りいたしましたが「現時点では時期尚早である」「十分調査検討を重ね、長期展望に立った町全体の水利用計画を策定し、然るのち着工すべきである」という周到なご意見を頂きましたので一応見送り、配水池のみ完成したものであります。その後、議会の特別委員会を中心に十分な調査研究を重ね、藤井川ダム建設に伴うⅡ雌一七○○トンと那珂工水抑配分の四○○トン弁谷わせて那珂本流より取水することで、水利権の申請を行い、間もなく認可になる見通しでございます。従いまして、本年度より三年継続で施行すべく、三六○○万円の繰出金を予算化いたしました。この工事は、総工費六値五千万円余を要する、かつてない大がかりな工事でございますが、年年変ぼうする社会経済情勢に対応しながら鋭意努力を傾けて完成し、年年枯渇化が進んでいる石塚地区の水源を安定させ、もって地域住民の生活用水に対する不安の解消を図りたいとするものであります。㈹町道の整備地域開発の動脈となる町道の整備は、最も急を要する施策でありしかも、住民の要望が一番多いのもこの道路行政でありますので、地域住民の協力を得て用地の確保を図りながら強力に推進してまいりたいと存じます。又、本年も前年に増し、景気浮揚対策の一環として、多額の市町村道整備事業債が用意されましたので、これらをフル活用し、重要路線六本、一七五○メートルの改良と、更に住民の要望に応え、生活道路の舗装三十路線二二○○メートルを計画いたしました。尚、執行に当っては、買収単価の引上げ等きめ細かな施策を進め住氏の理解と協力を得ながら進めてまいる所存であります。②教育文化の向上次代を担う児童生徒の教育に顔要なものは、教育内容とともに施設の整備充実でありますので、昨年度見送りました吉山小学校屋内連動場の建設を先ず最優先の課題とし、更に各小中学校の環境惟備と教材具の充実について特に重点配分いたしました。又、生涯教育の場として社会教育の振興が呼ばれている現況にかんがみ、公民館及び研修所等を拠点として、事業の充実を図るべく昨年に噸して部落公民館の終備助成金を計上いたしましたこ尚、不川となる青山小学校の瀧堂を消音寺に移築し、常北町の次代を担う人材育成の場として、青少年に開放するため、これらの移築伐も予算化いたしました。更に、余暇の増大や快適な生活環境の要求に応えるため、多年懸案の総合連動公園の建設を計画いたしました。とかく立ちおくれ気味のスポーツの振興を図るとともに、現在社会問題として大きく取り上げられている青少年の雌全な育成に貢献▲開会中の議会するためにも是非必要な施設でございますので、本年度は、体育施設を重点とし、五十三年度に住民いこいの場として、公園の整備を進めてまいる所存であります。③地域産業の振興就業柵成比の六十パーセントを占め、年間二十数隠円の生産額を挙げ、本町経済に占める地位の重要性を考えますと、新しい農業政策の推進もまた重要な課題であります。従いまして、私は就任以来年年一」れが体質改善を図り、所得の琳加と生栖の向上を図ってまいりましたが、本年もまた同一基調で農業後継者が喜んで住みつく魅力ある農村を築くため、糖一杯の努力を傾けてまいりたいと存じます。これが具体策として、先ず生産恭盤である農地の士地改良堺業を仙概的に推進し、その雅雌の上に新しい営農を取り入れたいと考え継続事業の荒田土地改良区団体営ほ場整備事業に対する町侍出分、一三》五七五千円、小坂地区の単県土地改良区に七二○○千円、那珂西、下青山、上古山のかん排小業に三三○○千円、更に、町直営の工事として、上音山の溜池、七反田の農道橋改修等に七八八○千円計上いたしましたので、これらの金額が全額国県の補助事業として採択されるよう強力に陳情し、推進してまいる所存であります。信号が青でもよく見てわたろうね-607-

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です