広報じょうほく No.126 1973(昭和48)年 7月
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広報じようほく(2)昭和48年7月15日二十七日から常北町の町長として就任することになりました、もとより浅学非才その器ではありませんが、皆さまから寄せられた好意に報ゅるため、粉骨砕身その責に任ずる覚悟でございます。私は七月五日初登庁して役場職員全員に、私の気持を卒直に申上げたのでありますが、町民各位にも、この広報を通じて更に申上げてご理解をいただきたいと思います。私は前町長の大高さんとは四十年余、仲の良い友達であり私の最も尊敬している一人でございます。それだけに今日までの多くの業績については、心から敬意を表するものであり大高前町長の計画された四十八年度予算については、できるだけ尊重して推進して参りたいと考えております。ただ社会情勢のめまぐるしく変る中で、これに対応する施策、或は将来の見透しをつけた事業なども考慮しなければならない事情もあり、私には立候補当時の公約としてへ農業の近代化。工場の誘致。農業用水お互の努力で豊かで住みよい町に私は今回最高裁の判決によりまして、六月常北町一長石飲用水道の完備、県町道の改修舗装。老人福祉対策。役場の購入物資は地元から、の六ケ条をお約束しており、私の主張は今も変りません。それに当時格別問題にならなかった件で、今ではその解決を一日もゆるがせに出来ないものに水道問題、し尿処理場、ゴミ焼却場の設置などがありますが、私は「ビジネス根性」を発抑して仕事の多いのを歓迎しており、その方向づけが出来ると思っております。いづれにしても各椛の事業は増えるばかりでありましょうが、私は常に町政はあくまで公平で、すなおでなければならないし、町費を使うときは、納税者の気持になって大切に使わなくてはなりませんし、為政者の心がけは「奉仕」であくまで町民本位に考えて処理しなければならないと思います。更に私は各種の事業を計画し、執行するに当っては町民との話し合いをより多く持ちたいと思います。町には諸々の問題がありますがそれを民主的に解決するため、広く町民各位の御意見を拝聴し、その上議会の審議を得るため、意見結集の一助として委員会の設置を川稲実要望しております。又町の外部からの批判も卒直に認めて、その欠陥がどこにあるかも考慮して行きたいと思います。そして皆さんと共に充分協議をして前向きで問題の解決に当りたいと思います。また私の当選に際し多くのお祝のことばをいただきましたが、そのとき、ある新聞記者がこんなことを言ってくれました。第一一十四号議案(原案承認)専決処分の承認を求めることについて(常北町税条例一部改正条例)さきの国会で地方税法の一部が改正されたことにともない改正するもので、内容は町民税率の引下げ、固定資産税の免税点の引上げ、電気ガス税▼’▼▼『▼’▼’▼r▼▼’▼第二回定例町議会二十案件を可決承認昭和四十八年第二回常北町議会定例会は、六月二十六日午前十時開会、会期一日と定め議案十件、報告六件、請願二件、陳情二件等あわせて二十件の審議を行なった。また開会を前に町議会議員として永年勤続の加藤正仁氏に対して郡議長会長から贈られた表彰状の伝達式が行なわれた。なお、当日町長から提案された議案名及び議決の模様は次のとおりです。補正予算では老人福祉費など増額それは県庁の記者クラブでの話しだそうですが、この常北町のことを「死の町」と言っているそうです。私達常北町民にとっては、まことに香ばしくないニックネームではありましょうが、私はこの外部の厳しい批判は、それだけに意味のある言葉でもあるので、素直に受けとめてお互いが、より反省すべきであろうと考えております。そして町民が一丸となって努の税率の引下げ等です。lこの専決処分の承認は、地方自治法一七九条第一項の規定により専決処分し、同条第三項の規定により報告し、その承認を求めるものです。第一一十五号》議案(原案承認)専決処分の承認を求めることについて(常北町職員の休日及び▲▲▲▲▲▲.△▲▲蕊:j識諭.:”.、・糊織蕊蕊独弾力を重ね文字どおりの豊かで住みよい町にお互いのために、お互が頑張ろうことをお誓いいたします。幸い御理解ある議会をはじめ、一万有余の町民各位の御協力と御援助を賜わり町政の執行にベストを尽して参りたいと思いますので重ねて一層の御指導御鞭薙を心からお願い申上げまして就任の御挨拶といたします。休暇に関する条例及び常北町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例)昭和四十八年四月国民の祝日に関する法律の一部が改正されたことにともない、条例の霧(表彰を受ける加藤議員》-310-

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