広報じょうほく No.122 1973(昭和48)年 2月
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広報じようほ〈昭和48年2月15日(4ノ今はすでに速い思い出となってしまった六十日間の外国への船旅。目を閉じると多くの人々の手を振る中、五色のテープを切って華かに出航したあの日から、東南アジア・オセアニアの旅をおえて帰国、日本の土を再び踏みしめた時のあの言いようのない感激がついきのうの事のように思い出される。初めに訪問したフィリピンインドネシアの国々では、予備知識があったとはいえ、あまりの未開発に驚き、日本のすばらしさ、美しさを改めて感じさせられた。そして、日本にいるこれらの国々から来た友人の顔を思い浮かべ、これが彼らの国なのだろうかと思った・彼らもこうしてこの薄ぎたない街で、人力車のような乗り物に乗り、あふれる程の人や自転車、関谷のⅢソ子さん」青年の船で東南アを視察÷÷。§。。÷÷÷総理府が行う昭和四十七年度の海外派遣「青年の船」に乗船を希望した勝見沢の関谷のり子さん「写真」は、きびしい諸稀査に見事合格して乗船、東南アジア諸国を訪問し、この程帰国されました。日本を代表しての見学、学習交歓活動を行った六十日間の船旅、本当に御苦労さまでした。以下、関谷さんの御報告です。でごった返すこの街に、ポロをまとaたこの人々と同じようにしていたのだろうか。いくら一握りの選ばれたエリート達だとはいえ、日本にいる、あるいはかって日本にいた彼らからは想像すらできなかった多くの現実に驚いてしまった・ジャカルタを出て十日近く、荒波のインド洋を渡ってオーストラリアのメルボルンに着いた時、私は今度は全く逆の状態に驚かされた。近代的建築が建ち並ぶ街。キチンと整頓され、汚れた空気は巨大な掃除機でみんな吸いとってしまった様な清潔で若々しい国、住宅事情なども日本に比べたらはるかに良い。ましてや東南アジアの国々のそれとは比較にならない。青年の船に乗船して関谷のり子÷÷。§・÷<§。÷どこの家にもかならず緑の芝生と色とりどりの花々でいっぱいの庭があって、だいだい色の屋根に白い家、人口の少ないこの国において、日照権問題などという事はなさそう。いたるところに公園があり芝生の上でスポーツを楽しんでいる人々の姿。道の両わきには緑の芝生や木々があって、それがきれいに手入れされていて気持ちがよい。もちろんあのやっかいな歩道橋などという物は見あたらない。空気はきれいだし、公害などという言葉は考えられない。オーストラリアの人々は、いかにも楽しく健康的に毎日の生活をエンジョイしているように思われた.一ヨージーランドは羊の国と言われる通り、どこまで行っても羊ばかりという国であった。面械日本の四分の三に人口わずか三百万.足らずというこの国から来た私の班の0.M(。くの『いの画ぃョ①ョ胃司、の略で訪問国より参加、乗船した青年)のメアリーは、我々が東南アジアの国々で驚いているのを見て「私が驚いたのは、むしろトーキョーの方だった。」と言ったが、本当にオーストラリアやニュージーランドの人々が日本をみたらどう思うだろうか、と考えたら恐しい気さえした。狭い国土にひしめく人口、ラジオにたとえるならばトランジスタのように機能的ではあるが、ゆとりがない。いつもせかせか働いてばかりいる日本人、公害に身を侵されながらも尚、経済力発展のみに生きているような日本人とみる-ゾJ…一シ、′、…へ一戸…シ---一守るために規則を完全に果してゅ一※印鑑についてのあらゆる手続にきます。どうか次のことを充分理解され、是非協力して下さい。》は必ず本人がおいでください。……》私達はみなさんだろ、7か。長いと思った六十日間もあっという間に過ぎてしまい、夢のうちに終った様な旅であった。しかし、この船内活動、寄港地活動に追われ続けた忙しい旅で得たものは大菱ごい。船という特殊な場所で六十日間寝食を共にした三百名の仲間達、権力を持ち、人間を使い、人間を使うために呼雲呼減垂軒締穂恥蝉紬篭描や琴一常北町長殿口事務の一つとして肢も重要で扱*注意いにくいのがこの印鑑事務です。1、委任状は委任者が必ず自署1し私達はみなさん一人一人の財産を登録印を捺印して下さい・守るために規則を完全に果してゆ2、収入印紙(二十円)は郵便局「印章の不始末は身の破滅」などという諺があるように不思議な魔力を持ってます。また鵬帯を忘れありながら、人間自身より大きななことを経験したことがあると思訳ありません規則なので」といつ傘委任状見本燕'鷺鐸罫て気の毒がってくれるが、金は出たため大きな不便と無駄を生ずる登録申請の場合は委任状が必要という厄介至極な代物でもありまです』』す。印を忘れて持っていかなかっ(役場では委任状は用窓してあたら、どんなに顔兇知りでも「叩りません)います。このように印は、人間がみなさんは、おそらくこのよう人間が造ったもので別れが辛くてオイオイ泣いてしまったが、それだけに、二度と得難いすばらしい体験であった。この経験を今後大いに生かす事はもちろん、できるだけ多くの青年にもぜひ一度、外国へ行き、自分の目で耳で肌で感じて来てほしい。そして、自分の言葉で表現してみてほしいと思います。※やむを得唖ない理由か代理人により印鑑登録の変更を申請するときは委任状が必要です。又印鑑4、代理人の認印も必要です。3必要とする通数は必ず記入!)てください。等でお求めください。一一〃一一へ…一一垂~V軍…慣れた火に新たな意~~》王-288-
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