広報じょうほく No.121 1973(昭和48)年 1月
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広報じようほ〈(3)昭和48年1月15日私が口癖のように主張していど教育行政の施策の一つは、町をあけての教育協同体の形成ということ・であります。この言葉は決して耳慨れた言葉ではないと思いますが、教育の本質に根ざす、もっとも重要な施策であると私は信じています。教育の本質は、国家、社会の形成者としての人間性の形戎という国会解散↓総選挙と慌しかった年の瀬にもかかわらず、さぞかし御健勝で昭和四十八年の輝かしい新春をお迎えのことと心からおよろこび申しあげます。私は、昨年一月町議会議員選挙後州集された町議会において、図らずも議長に就任いたしました力教育協同体の形成を強化した常北町教育長政の伸展を第一義として誠心誠意努力してまいり、大過なく越年することができました。これは、ひとえに町民の皆さまの御支援と御協力のたまものと、心から感謝の意を表するしだいであります。顧みますと、わが常北町は、発伊、、足以来十八年目を迎えました力年とともに発展いたしてまいりました。町村合併当時を回想いたしますと、まさに、隔世の感がいたします。私たち議会人も、町民の皆さまの御支援を唯一の力として、常北町総合計画の目標である「豊かな住みよい田園都市」の建設のため反富永信定ことです。雌近文部省が指示した学習指導要領の改正に於ても、小中、高校を一批して強調されていることは、教育目標としての人間性の形成ということです。否幼碓剛から大学に至るまでの学校教育の全体系、更には社会教育の全領域を通じての教育の不可欠の条件は、その一つ一つが如何に人間性の形成に参与するかということです。知識、技能の教育が勿論教育活動の極めて重要な領域であることに誤りはなく、明治維新以後の教育が邑に不学の戸なく、家に不学の人なきを期した近代教育の力が日本を繁栄に導き、経済浄国に発展した底力を作り上げたものではあるが、所謂この労力も人間性のいて理事者と緊密な連けいをとりながら、一歩一歩確実に、町民の生活向上のために、献身いたさなければならないと思います。昭和四十八年こそは、わが常北町の躍進の年として、町政全般にわたり内容充実のため股大の努力を傾注する所存でありますから、なにとぞ旧年にも増して、御指導御鞭稚を賜わりますようお願い申しあげます。町民の皆さまの御健康と御多幸をお祈りして年頭のごあいさつといたします。詫弗詫龍詫携諾形成と結合しない限り却って人の子批い社会を混乱に導く忠なしとしない。然らば斯る人間性の形成は如何なる方法を通じて行なわれるであろうか、私はペスタロッチー力その晩年の述作白鳥の歌で繰返し繰返し述べている生活が陶袖するという言染を思い出さずにはおられない・行政機関の諸機能は勿論あらゆる住民の力が結集され、家庭も学校も社会も一体となって日本の教育の理念に結集されるとき、この目的は達成されると信じます。教育協同体の形成という目的がそこから生れる。常北町の繁栄を真に期待し、各自の真の幸福の実現を望むならば教育協同体の形成こそ股も重要な町の課題であると思う。その意味で地域をあげて教育条件の整備に努め、国家発展の根基に培う、教育協同体の形成に新しい年の夢をモしたい。よ嘩増一々明るい福祉への町造犀に皆んなで進展して行こうではありませんか。笑顔で迎えるように放しましょうにそった自己研修に努め、しあって一人一人が蛎一故トに成長させたいすばらしい但些同園にしたい明る町民一体となり事故をなくしたい会冊祉法人みどり保育閲長戸崎長子私の年である丑年ですので、今年こえはり切って、仕事にぶつかり、何かをつかみたい。素直で汚れを知らない子どもたちが、毎日のびのびと生活しているこの保育園の全貌をよりよく理解していただき、今までより一層の御支援と御協力のもとに、すばらしい保育園などと考えたのは、少し欲が深すぎるかしら。交通安全協会常北支部長加倉井昇新年おめでとう御座います。私は皆様方並びに役員の方々の御協力により交通安全に微力ながら努力して居ります。当町にては四十七年度は死亡四名(四十六年八名)です。本年こそは町民一体となり当町より事故を無くす躯を共に誓い共に協力J一敗に忍はない事故を起さない、そして毎日をい-町づノ‐、胸リ常北警察官幹部派出所長木村清私が昭和四十六年四月に常北町にきて、警察的に考えたことは、青少年の非行化防止と交通事故半減にとり組むことでした。ところが青少年、交通問題ともにその成果は期待できず残念です。ともに当面重要なことなので、みなさんと共に関心度を高め、世代あ、明るい町づくりに前進したいと存じます。今年は社会福祉の年と一言-ても良いと存じます。お互に各靴福祉の向上を目指して″各団体機関と連絡を密にし町内の皆様と共に我々民生、児童委員が地域の実情を知り其の福祉へのニードを見出し民間奉仕者方のお協力に-283-
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