七会村117周年記念誌 2005(平成17)年 3月
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近年の農業の置かれてしる状況として、農作物の自由化や従事者の高齢化、後継者不足の深刻化は非常に厳しいものがある。このような問題点を打開し、地域を活性化する方策として、所得の上がる農業経営の実現を図る.さらに、バイオマス資源活用による地球温暖化防止や家畜排せつ物、稲のわら、林地残材等農林業から発生するバイオマスを有効活用することにより、農林業の自然循環機能を維持増進し、その持続的な発展を図優良住字の分譲や公営賃貸住軍の充実を図り、地区外への若年者の転出に歯止めをかけ、定住の機会を拡大する。さらにUターン。Jターン・Iターンの促進による活性化を図るためにも、定住可能な優良住宅の整備は不可欠である.住宅関連施設の整備を促進し、快適な生活環境づくりを目指す.また、空き家の整備を促進し、創作活動家などの受け入れも検討していく。若年者の定住強化のために広域交通ネットワークの強化を図り、住みやすい七会地区になるような道路。交通体系の整備を推進する。曲辰業所得の向上バイオマス資源活用計画による就業機会の拡大住宅関連施設の整備生産誘発効果雇用の促進固定資産税収の増加等による地域の活性化を期待し、次のような施設の誘致を検討する。★エネルギー関係施設★全国的に不足している行刑施設など■即画一一一画四一一一一一一ロー》畢吟一一一一年一《”》■一到恥一一■一一一{一一r一一国輯一二夕(一一スローライフタウンの形成都会で忙しく生活している人の中には、週末はゆっくりしたいと考える人が増えている。そこで週末だけではなく、1年中ゆっくりと生活できるスローライフタウン七会の形成を図る。具体的にはスローフード、スローハウス&スローインダストリー、スローペースで生活できる仕掛けを構築する。グリーン・ツーリズム田舎暮らし体験都会の人が七会の自然や風景を楽しんだり$田植え、野菜や果物の収穫などの農作業を体験したり、民宿や農家などに泊まって.地元の伝統文化や人々との交流を楽しんだりする仕掛けを構築する。さらに、地元にある空き家などを利用し、七会の生活を体験してもらうことによって、地元民とそれ以外の住民との、交流を深め地域の活性化を目指す。国等の施設の誘致肌治塑先の市町村制施行I季h7診一の村力合併して誕生’た七会村は、以来117年の歴史を職み爪ね、今Hまで歩んで参りました。振り返ってみますと、この村は何物にも替えがたい緑蝦かな同然の恵みを受け、それぞれの時代において多くの苦雌を克服し、先人の英知と深い郷土愛を受け継ぎ、つねに創意と工夫をもって、郷土の発展に粘魂を傾けて参ったのであります。それらを担ってこられた多くの諸先飛や村民各位には、心から敬意と感謝の葱を表す次第であります。2月1,をもって、常北町、桂村との合併により「城里町」として生まれ変わった訳でありますが、今まで受け継がれて参りました七会の歴史と文化、この地域に蕪らす人々の蝋かな傭操、人情はこれからも残り、必ずや継承されて未来に引き継がれていくものと信じております。多くの村民に溌場していただき、合併までの岐後の一年余りを記録したグラフ誌「七会I私たちの誇り間きふるさと」が発刊の運びとなりました。ふるさとへの誇りと、将来への希望を見い出す手掛かりとしてこの冊子をお役立ていただければ幸いです。発刊に寄せて
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