常北町誕生十周年記念誌 1965(昭和40)年 11月
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敷 地 常北町大字石塚1,ヰZ8の1(公民館前) 構 造 鉄筋コン 建 坪 151.5坪 延3ヱ3・2坪 工 期 第1期工事 昭和仰年11月~昭和41年3月 第2期工事 昭和ヰ1年4月~昭和41年6月 御 挨 拶 昭和30年2月11白,石塚町,小松村及び西郷村の三町村が合 併し,新たに「常北町」が誕生してから実に10年の歳月を閲し ました,その間,国の内外の状勢は幾変遷し,わが常北町も, 石塚大火をはじめ財政上にも,行政上にも幾度かの危機に見舞 われ,正に非常時の連続でありました. 然しながら,1万Z千の町民各位の御理解とたゆまぎる御支 援とにより,教育施設を優先とした各学校,公民館建設をはじ め,農林,土木,衛生,住宅,消防等数々の建設事業を完成し 又,永らくの懸案であった新庁舎の建設も本年度より向う2か 年の予定をもって鉄筋Z階建3有余坪を決定する運びとなり, また待望久しかった那珂西,上泉東田の基磐整備,西田Jl倣惨 事業等も本年着工に決定しました・ 省みますれば町村合併という大事業が,いわゆる住民の夢を 実現するかどうかは,かかつてわれわれ為政者はもちろん,町 民各位の真剣なる意慾以外にはないのでありますが,春風秋雨 ここに10年,いわゆる新町建設計画が,多少の時期の変更はあ ったにせよ,何れも予定とおり完成し,しかも旧3町村がお互 いに垣根を除き協力しあい,親しみあうことができるようにな ったことは,誠に欣快の至りであります・次代を担うべき中学 生が,一つの校舎に学ぶ姿,その一事だけをみても,小異を捨 てて大同に着き統合を実現した成果は誠に大きいものがあると いえましよう. 更にわれわれは,今後百尺竿頭一歩を進めて,広地域におけ る地方自治体の進展,農協合併等各方面について,町民各位の 御理解と御協力を頼りに,鼓腹撃壌の「平和郷常北」の実現に 遇進する覚悟であります. 何とぞ旧に変らぬ御鞭捜のほどをお執、申しあげて,御挨拶 といたします. 昭和40年11月23日 常北町長 大 高 秀 男 財 政 教 育 土 木 衛 生 民 生 虚 業 消 防 国民健康保険 広 報 商工観光 常北役場横棒 あ と が き …∽∽S㈹S㈲囲00S㈹糾 表 紙 佐久山薬師寺本堂と国宝薬師如来,日光・月光菩薩し両側) (2)

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