かつら議会だより 第28号 1998(平成10)年 5月
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葦賓(5)褒章かつら議会だより で大きな事業でございます。 国、県の指導によりますと、 隣接市町村の広域で対応して はどうかと新聞等で見るわけ でございます。これから問題 点が多々あるのかなと感じて おります。村長はどのような 考えでいるかお聞かせ願いますや 国 介護保険等々について、 どういう構想をお持ちかとい うことでございますが、介護 保険は、昨年度、介護保険法 という法律が制定をいたしま した。その法律の中で一番大 事な点は、事業主体は市町村 であるということです。市町 村の立場から言わしめますと、 財政的な基づけも何もないの に、市町村が事業主体だと言 われても大変に困ることでご ざいます、今後十分に県、国 等々に要望を申し上げて、そ の適切な運用を図ってまいり たいと考えております。 ダイオキシンについて 固 煙害から多大のダイオキ シンの測定がなされその対応 が社会面で大きく新聞紙上を にぎわせております。ダイオ キシンとは、猛毒な物質とか、 あるいは発ガン物質とかで家 庭で燃やすごみ等にも多く含 まれているとも言われており ますが、ダイオキシンは人体 にどういう影響があるのかお 聞きいたします。 田 ダイオキシンそのものは、 自然的な条件の中では存在し ないということが言われてい るようでございます。いわゆ るビニール樹脂系統のものを 燃したときに、三百度以上で 燃焼した場合に、その燃焼さ れた中で一つの物質をつくる、 つまりダイオキシンをつくる と、このダイオキシンが大変 発ガン性が高い。こういう形 の中で、ダイオキシンの対策 というのが新たに出てきたわ けでございます。今、城北の 広域としても、ごみ処理場の ダイオキシン問題というもの も十分検討しながら、改善策 を考えていかねばならない状 況にあるということだけ申し 上げます。 小松崎三夫 議員 毒少建の非行防止につ いて 回 ことしになってから、中、 高生の枚内での死亡、大けが 等の事件は全国で七件だそう で、すべてナイフを使ってお ります。栃木県黒磯市の女性 教師刺殺事件で使用したバタ フライナイフを持っている生 徒は、県内の中、高校生の 二・三%に当たるおよそ三五 〇〇人の生徒が既に所有して いると県教育委員会が発表し たが、桂村ではナイフ所持の 調査結果をまとめてあるのか、 また現在所持、携帯をしてい た生徒がいたならばこれから どのように指導していくのか。 貫(教育長) 大変憂慮しているところで ございます。ナイフ所持に関 する調査を二月中に実施いた しました。本村でも県と全く 同じで二・三%の生徒が所持 しております。今回の黒磯事 件がもとにナイフ所持の調査 につながったわけですけれど、 早速二月から三月にかけ家庭 にお知らせをし保護者の考え 方を聞いたり、学校新聞で広 報をし必要ないのに持ち歩く ことのないよ、つにといゝつこと で、刃物については非常に危 険性がありますので指導を徹 底しょうということで各学年 のホームルームで指導をした り、生徒同士に話し合いをさ せたりしております。 【臼凶 文部省では持ち物検査 を実施するのは各学校の判断 に任せるということですが、 本村ではどういうふうに決め ているのかその点をお聞きし ます。 田目(教育長) 所持品の検査ということに つきましては生徒のプライバ シーの問題もありますし一方 的に検査をすることは好まし いことではないと判断してお りやるということは考えてお りません。 会沢 弘次 議員 〓≡号繚の渋滞対案 屈 渋滞対策として、常北町 よりのバイパス計画について は、その後県とどのような協 議がなされているのか、また 栃木県方面への路線改修とい うことで那珂川大橋が下流に かけかえられると聞いており ますが、本村の取り付け場所 を含め改修等の内容について どのような対応がなされてい るのか伺います。 田一二三号線の渋滞対策に ついては、どうやら計画時点 に入ってきたという感覚で受 けとめてよいのでないか、常 北町の旧し尿処理場 (片山) から直すぐ大体五%の勾配で 桂地区に入り川端(粟) の停 留所地内で一二三号線と合流 し阿波山、徳蔵線の取りつけ 口のところまでは計画路線と して話がありました。今回の 改修予定の道路幅が二四メー トルの四車線であり、計画が 詰まれぼ今度は用地買収に入 りますけれども最優先として は元の処理場辺りからおりて くる高架の坂が事業実施に入 ってくるのではないかという 感触を持っています。 那珂川大橋の改修は、まだ 確定という状況には至ってい ない。那珂川を控え建設省と の協議も難航しているようで すが、現在の大橋と緒川の合
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