かつら議会だより 第22号 1996(平成8)年 11月
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咄繋袈義光詫窪かつら議会だより漱(8)鴎 七月十八日、古河市の福祉 の森施設を研修、策定以来七 年の歳月をかけて平成八年四 月一日オープンした。敷地面 積二十二、〇四四2m、延床面 積十、二二田2m、三ケ年継続 事業で、建設費三十二億九千 二百十万円、補助率四十八%、 古河市の寝たきり老人は、六 十五歳以上で人口の一%強を 占めている。高齢化社会が進 行する現在、高度の経済発展 とともに人々の意識や生活形 態が多様化する中で、家庭や 地域のふれあいが薄れてきて います。又、寝たきりや虚弱 の高齢者、一人暮らしの世帯、 高齢者夫婦世帯等が増加し、 その一方では核家族化の進行、 家庭介護能力の低下等の中で、 これらに対応した新しい地域 システムの創造が求められて います。この様な中で古河市 では、 一、地域ケアのネットワー クづくり ㌔緋 議会活動報告 育 民 生 任委員全 寮 研 修 二、専門人材と市民協力の 養成 三、拠点施設の整備 の三つの目標を掲げ、市民生 活に密着した地域福祉の展開 をめざしている。 福祉の柱の三点として、 。健康〜これからの長寿社会 では健康が大切なテーマとな り、心身の問題や病気を早い うちに発見し、治療のために 福祉の森診療所を含む医療機 関につなぐ。 。いきがい〜いきいきした長 寿社会をつくるには高齢者が 地域で元気に活動するために 老人クラブを積極的に支援す る。高齢者や障害者の生活を 支えるボランティア活動を推 進し、地域とともに暮らして いくための市民活動の拠点施 設である。尚、現在ボランティ アは三十八団体で千古四十七 名(男)百五十五名、(女) 九百九十二名である。 。福祉〜心身の問題で手助け を必要とする高齢者が快適な 生活を送れるように、社会福 祉協議会と協力してさまざま な在宅サービスを提供する拠 ′tヽ 点、又障害のある市民がより 自立した生活を送れるように 体や心のリハビリテーション 活動を行っている。 施設内容は、 。保健ステーション〜健康に 関する相談、指導 。福祉の森診療所〜内科、外 科、理学診療所、標梼科の外 来、人間ドッグ等の検査業務。 訓練ステーション〜十八歳 以上で身体機能に障害のある 方の社会参加を促す。 。 。子ども発達ステーション〜 心身に障害のある十八歳未満 の方の社会適応性を高める。 。ヘルストレーニングルーム 〜各種のヘルス機器を使って 健康チェックや体力を測定。 一人でも利用できる。 。なかよしルーム (グループ 訓練室)〜三〜五人の小集団 でリズム運動をする。 。がんばルーム (小児理学療 法室)〜運動に必要な身体の 基本的な能力の発達の援助 。すこやかルーム (心理、現 理療法室)〜ことばやコミュ ニケーション、能力、認知面 の発達を援助。 。ボランティアステーション 〜ボランティア活動の中心と なり、ボランティアの登録、 派遣、育成、地域のケアシス テムの交換の場。 。福祉機器展示室〜高齢者や 障害をもった方々の生活便利 をはかるための介護用品等の 展示。 。ふれあいの場〜心身に障害 をもつ方、虚弱の高齢者が安 心して利用する。 その他陶芸室、シルバー人 材センター、古河市老人福祉 センターがあり、私達が伺っ た日は、乳幼児の育児教室、 ホールにて軽スポーツレクリ エーション教室が行われてお りました。以上、研修報告と いたします。 教育民生常任委員会 ノし 委員長 副委員長 委 員 委 員 委 員 高堀 小林 森田 武井 堀野辺福寿 七郎 義利 勝一 章祐
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