かつら議会だより 第21号 1996(平成8)年 8月
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・、 ・・、・・.・・、、 ・・ かつら議会だより ・(4) 田 本村においては、沢山診 しょうか。己の教養を伸ばす ためには短時間の利用では済 まなくなり、多分に、利用回 数の多い学生は静かに受験勉 強出来る事に意議があり、多 数の資料を片手に勤勉する姿 に種村の行く末が現われる事 と思います。 臼 まず図書館及び資料館に ついてですが、確かにアンケー トの数字はご指摘の数字でご ざいます。しかし、アンケート のいろいろな項目の中でやは り上位に位したという形の中 で、資料館建設という方向が その当時の協議会の中でも決 まったわけでございます。 それと建設費の問題ですが、 当初出た一〇億六〇〇〇万円 という数字は、設計者側の数 字でございます。建設委員の 皆さん方の一般的な意見等々 を踏まえると、金額的には高 過ぎるのではないかなという ご意見等々も見受けられまし たので、最終的には建設委員 会の席上で八億六〇〇〇万円 という額でこの建設を決定し たわけです。 医療福祉について 皆様には現状を把握し検討し て、ぜひ実行して頂きたいと 考えます。又は、その様な計 画があるのか、お聞かせ願い ます。 田 本村では、今、内科、歯 科、二つしかございません。 療所、歯科診療所の二つの医 療機関がありますが、今日の 高齢化時代、若者の定住化を 考えれば、耳鼻科、眼科、産 婦人科等の設置が必要となり ます。近隣には専門医がおら ず、ご老人には大変不便な思 いをされていると思います。 予算の関係上、毎日の診療が 困難ならば週に二、三回の定 期的な診察を行う、といった 制度を設ける事を、執行部の 回 桂村の知名度アップの為 に、若者の定住を計るために 村から町への 移行について 診療所というものは、言うな れば医療関係では一次診療と いう形の中でやっていく必要 があるのではないかなと思い ます。一次診療の中で、どう してもある程度専門的なもの、 手術を要するようなもの、あ るいは大変難しい病気等々は、 大きな病院を紹介してそちら の方へ診察をお願いするとい う方向づけを持ってやってお るのが今の診療所の経営内容 かと思います。ただ、耳鼻科、 眼科、産婦人科については、 週に何回か決めて出張できる ようなシステム、こういうも のを私どももこれから十分調 整検討してまいりたいなと考 えておるところでございます。 広木袈裟男議員 田 住民サービスに答えるた めには今後広域的な対応で村 民の負担を最小限に。特に火 葬場建設については広域で取 り組んで欲しい。 日 大変火葬場に関心が高まっ てまいりまして、当然私ども としても、議会の皆さんと協 議会をつくった中で十分調査 研究、検討して、よりよい方 法を探ってまいりたいと考え ているところでございます。 規約等々も今回つくりまして、 協議会を通じて十分に意思の 疎通を図り、結論を出してま いりたいと考えております。 村から町へ移行してはどうか、 村民へのアンケートを 臼 三月の定例でも、十分住 民の意向を検討した中でどう するかは決めてまいりたいと 答弁をした記憶があります。 大きな問題なので住民の意向 を確実につかまえた中で対処 していくべきかと。 近いうちに住民アンケート を出してあらかじめ住民の意 向をつかみ進めてまいりたい と考えております。 広域行政について 血 高齢社会の中での荒地対 策と、専業農家育成のために、 農地を安心して委託できる土 地公社の設立を、自治体主導 で取り組んでは。専業農家が 利用できない土地については 農業新規参入者を集めてはど うか。 田 県内では、藤代、水戸、 新治、大宮、美野里の六町村 が農業公社をつくっておりま す。こういった中で実質的に 動き出していないのが現況か と思います。農地の流動化等々 については、今までにも農地 利用銀行等々通じてある程度 農地の集積化を図ることで推 進しているが、現実的には非 常に小範囲でしかない。所有 権云々ということでなく、単 なる貸借の中で農地の集積化 を図って、中核農家が一戸の 規模拡大を通じた中であって も、農地三法の制約もあり流 動化が進まないのが現況であ ります。農協さん等々も、こ れからの農業振興について生 産部門での充実、整備、こう いうものを当然農協さんとし ても考えていかなければなら 土地公社の設立を

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